ファントムが最後の闘いをし、その正体が、かつてのキュアミラージュのパートナー妖精だった、という事が明かされた話でした。
話のほうは、クイーンミラージュが力を発動するところから始まります。
その際に、全世界の空などに、自分の姿を映し出しました。それを見たときは、漫画「デビルマン」で悪魔王ゼノンが全世界に宣戦布告した場面を思い出しました。
あと、その際にシリーズ前半で使っていた「愛は幻…」を久々につぶやきます。この台詞、シリーズ序盤で聞いたときは、「ラスボスの定番台詞」程度にしか思っていませんでした。
しかし、今になって聞くと、「地球の神」にあのような仕打ちを受けたのなら、このような心境になるのも当然です。
そして、このような「神」がのさばる世界ならば、彼女の言う事のほうが真理なのでは、などと思いました。
続いて、全世界に力を及ぼし、人々を鏡の中に閉じ込めてサイアーク化します。とりあえず、被害者の一例として、愛乃かおりが描かれていました。一方、相楽誠司は大使館にいました。
その様子を見たブルーは、敵の居城に直接行くという作戦を立てます。
そして四人は幻影帝国に行き、そこで変身します。アクシアの力で、以前の設定にあった「力が出せない」は克服されていました。
一方、ファントムは、ディープミラーと含みのある会話をし、その後に出撃します。
そして、霧を使って四人を分断し、大森ゆうこと1対1での対決をする事になりました
看病した件からの流れなのでしょう。ただ、他にも愛乃めぐみとの「アンラブリー」の件や、氷川いおなとの因縁もあります。それを考えれば、普通に、「プリキュア対ファントム」にしても良かったのでは、と思いました。
闘いは途中まで互角でしたが、ファントムの攻撃が炸裂し、大森ゆうこは拘束されます。それを助けたのはブルーでした。
そして、ファントムに対して「自分もミラージュの事を思っている」という趣旨の発言をし、ファントムに「お前が言うか」と怒られます。この時は、視聴者の九割以上が、ファントムに同意した事でしょう。放映中、ツイッターの「トレンド」に「おまえが言うか」が登場した、との話も聞きました。
それはともかく、その後、ファントムがディープミラーに操られて凶暴化し、そこに三人が遅ればせながら現れます。氷川いおなは一瞬、怒りの表情を見せました。しかし、相手が理性を失っている事もあり、すぐ冷静な表情になり、エメラルドイリュージョンで動きを封じました。
表情がすぐに普通に戻ったというのは、彼に倒された姉が生還したため、敵意が薄れた、というのもあるのでしょう。
そして、イノセントプリフィケーションで勝利するのします。するとファントムの姿が、リボンやぐらさんと同じ妖精に変わりました。
その正体は、「キュアミラージュ」のパートナー妖精「ファンファン」で、彼女が悪の側に行ったのにあわせ、人間体になって「プリキュアハンター・ファントム」になった、との事でした。
ただひたすら、「かつての優しかったミラージュの笑顔が再び見たい」というのがその変身の理由でした。
その「ファンファン」も味方に加え、ついに王宮に突入します。その状況をディープミラーがミラージュに伝えた所で、話が終わりました。
例年なら年明けに発生する「人類大ピンチ・プリキュアが敵地に乗り込む」を11月に行った、というのは極めて異例の事です。
前々から気にはなっていましたが、例年どおり1月末に終わらせるのか、非常に気になりました。まあ、来週半ばに「なかよし」が出れば分かる事ですが…。
ところで、今回のメインキャラであったファントムですが、「衝撃の正体」にはインパクトがあったものの、闘いや心情描写は今一つピンときませんでした。
このシリーズで非常に多い、凝った設定をするのはいいものの、逆にそれが足かせとなって、キャラ描写が不十分になる事がなった例の一つと言えるでしょう。
こんな結末になるならば、もっと早く、彼が妖精だった事を明かしたうえで、当時のミラージュと「ファンファン」との回想などを描いていれば、ファントムの闘いや台詞から伝わってきたものもかなり異なったと思うのですが…。
ところで、まってくもってどうでもいい事ですが、「ファンファン」が悪の幹部に変身できるなら、ぜひともリボンにも「悪の幹部」に変身してほしいものだ、と思いました。
そして、水芸やったり、かき氷を売ったり、名前を間違えられたり、マッチョな彼氏を作ったりしてほしいものだ、などと思ったりもしました。
次回は、三幹部との決戦との事です。なんでも、愛乃めぐみはブルーとともにミラージュの所へ行き、残りの三人が一対一で闘う、との事でした。
今回とあわせると、やけに大森ゆうこが過重労働で、愛乃めぐみの出番が少ない展開だと思いました。
おそらくは、三幹部の退場話なのでしょう。彼らをどのように描くのか分かりませんが、少なくとも、ナマケルダの失恋話についてくらいは、きちんと描き切ってもらいたいものだと思っています。