氷川まりあの退場話でした。
冒頭、3対のサイアークを一人で倒す氷川まりあの回想シーンが流れます。まだ、一人でプリキュアをやっていた時のものかと思ったら、復帰ごとの事でした。
ハピネスチャージの四人は「私たちのでる幕がなかった」などと言っていました。撮影係に徹していたのでしょうか。
しかしながら、いくらなんでも敵は三体もいるのですから、近くにいるなら手伝えばいいのに、と思いました。
それを振り返ったあと、愛乃めぐみと白雪ひめが氷川まりあにべたべたして、氷川いおなが怒る、などという描写がありました。
ここまで見ると、新メンバー誕生、みたいな雰囲気でしたが、氷川まりあは一人でブルーの部屋に行き、アメリカに行くと伝えます。
アメリカには両親が住んでいるとの事でした。祖父と孫が日本におり、両親がアメリカ、設定を見たときは「修羅の門」に出てくる空手家・龍造寺家と同じだな、などと思いました。
それはともかく、氷川まりあが海外に行く理由にはちょっと驚きました。それは「世界中のプリキュアをサポートする」なのですが、それは既に大森ゆうこがぴかりが丘にいながらやっています。
さらに、世界中を飛び回るなら、鏡の部屋があるぴかりが丘にいるのが最適なのに、なぜアメリカに、と思いました。
まあ、ここから五人体制に変えるのも話を作る側からすれば面倒でしょう。したがって、「氷川まりあ復活」が終わったら、あとは退場するよりない、というのは理解できます。しかしながら、もう少しましな理由付けはできないのだろうか、と思いました。
ブルーに報告したあと、氷川まりあは、帰り道で、白雪ひめを除いた三人に同じ話をします。
それを知って驚いた氷川いおなは一人で走って帰ってしまいます。
ここの、実の妹を、他のつい先日知り合ったばかりのプリキュア二人と一緒に扱う、という描き方にも違和感がありました。
普通に考えれば、ブルーより先に、氷川いおなに話すとしたものだと思うのですが…。
その晩、氷川まりあが、数年前に氷川いおなと稽古したことを思い出しながら道場で佇んでいると、氷川いおなが空手で勝負を挑みます。
自分が勝ったらアメリカに行くのをやめてほしい、、と言われると、氷川まりあは「なら自分が勝ったら30分間念入りにマッサージをしてね」と応じます。
そして勝負しますが、氷川まりあが圧勝し、マッサージをしながら、二人は色々と話しをしていました。
マッサージの描写は、ちょっと狙いすぎでは、と思いました。しかしながら、このあたり、氷川まりあの為人が唯一描かれた場面でした。それだけに色々と楽しめました。
翌日、二人で空港に向かい、橋のたもとで「ここで分かれましょ」と氷川まりあが言います。その直後にホッシーワが現れ、闘いとなりました。
しかし、氷川まりあは遠くからそれを見ているだけで、闘いには参加しません。
その闘いは途中まで氷川いおなの孤軍奮闘のあと、三人が駆けつけてイノセントプリフィケーションで勝利、という形でした。
勝利のあと、氷川いおなは、氷川まりあの所に行って別れのあいさつをします。
その後、大使館に戻ると、大森ゆうこが、氷川まりあの乗っている飛行機について話します。
白雪ひめはそれによって初めて氷川まりあの離脱ならびにアメリカ行きを知り、驚きました。
そして、一緒に氷川いおながいなくなることを心配していました。そちらのほうが、氷川まりあがいなくなった事よりも重大な関心ごと、という事なのでしょう。
そして、氷川いおなが頭をなでながら笑顔で否定すると、大喜びしていました。
以前の反動もあるのか、この二人が仲良くしている描写はよく見かけます。今回もそれが上手く描けており、楽しめました。
そして改めて四人がぴかりが丘を守る決意をし、その流れで氷川いおな監督のもとで三人が特訓、その空を飛行機が飛ぶ、というところで話が終わりました。
いまさら氷川まりあをレギュラーに加える必要性はないため、この「唐突な退場」は制作側の事を考えれば理解はできます。
とはいえ、もう少し突っ込みどころのない理由を考えられなかったのだろうか、と思いました。
また、氷川姉妹がコンビを組んで闘う、という描写があってもいいのでは、とも思いました。
あと、止め絵でもいいので、幸代との再会シーンくらいは描いて欲しかったものだ、とも思いました。
このシリーズでは所々に雑な造りを感じる事があるのですが、今回の氷川まりあの描き方にも、それを随所に感じさせれました。
そのあたりは残念でしたが、氷川家での空手対決とマッサージ、さらには姉が去ったあと、白雪ひめと会話した時の氷川いおなの描写は、楽しく描かれていたと思いました。
次回は、「最後の日常回」を示唆するような話のようです。
先週も書きましたが、この流れだと例年より一ヶ月早く最終決戦に突入しそうな感じです。本当にそうなるのか、気になっています。