シャイニングメイクドレッサーの披露回でした。
その威力を示すために二回の戦闘が行われました。
ひとつは、三百年前に行われた、キュアミラージュ(現クイーンミラージュ)が、ブルーと組んで、ディープミラーみたいな敵ボスと闘った話の回想でした。
もうひとつは、ミラージュから与えられた力を使って「アンラブリー」に変身(?)して襲撃してきたファントムとの闘いでした。
いずれの闘いもいろいろと印象に残りました。
まず、キュアミラージュの闘いですが、「足手まとい」としか言いようのない存在のブルーをかばいつつ、敵ボスと互角に張り合っています。
ブルーに呼ばれて戻るときの動きなども華麗に描かれていると思いました。
その描き方がよかっただけに、より一層、その後の彼女に待ち受けている哀しい運命の事で見ていて辛くなりました。
そういう事もあり、自分の頭のなかでは、「まどマギ」で、美樹さやかが影の魔女と闘っていた時の風景及びBGMが流れていました。
そして、最後にキュアミラージュとブルーがシャイニングメイクドレッサーで敵ボスを封じます。
これを見た時は、キュアミラージュが技を出す直前に鏡を150度ほどずらして、封印の対象をブルーに変えていれば、彼女は今よりずっと幸せな人生を過ごせただろうに・・・と思いました。
ちなみに、EDのテロップでは今回も「クイーンミラージュ 國府田マリ子」となっていましたが、今回は「クイーンミラージュ」の台詞はありません。
そういう事もあり、今回限定で、「キュアミラージュ 國府田マリ子」として、表示場所もプリキュア枠にしてほしかったものだ、と思いました。
一方、ファントムの変身(?)した「アンラブリー」ですが、今ひとつ存在意義がよくわからないキャラでした。
肉体的なベースはファントムなわけですが、その言動は、「クールなプリキュアハンター」である彼らしくありませんでした。
ミラージュから授かった力とのことでしたので、「アンラブリー」の人格も、ミラージュがベースになっている、という事なのだろうか、と思いました。
その「アンラブリー」ですが、最初は、愛乃めぐみの「親切キャラ」を「お礼を言ってもらいたからやっている」と批判していました。
しかし、これって批判になっているのだろうか、と思いました。
仮に、誰かに「親切」のつもりで何かやっても、相手の反応が冷たかったりしたら、同じことを二度とやる人は普通いません。
それは別に「相手に褒められるためにやっていたから」ではありません。そんな反応をされた時点で「その人の幸せのためにやっている」ではなくなってしまうからです。
そう考えると、あの批判はかなり見当外れだと思いました。
続いて、「アンラブリー」は愛乃めぐみのキャラクターについての批判を始めます。
その内容は「勉強ができない」とか「将来やりたいものがない」などというものなのですが、そんな属性批判をされても仕方ないのでは、と思いました。
そんな事もあり、この「アンラブリー」については、今ひとつ意味がわかりませんでした。
なお、アニメ放映の数日後に発売された「なかよし」掲載の漫画版では、この「アンラブリー」を非常に上手く描いていました。
その感想については、水曜のうちに書きます。
次回は、大森ゆうことファントムの話です。
今回出番が少なかった彼女ですが、ミラージュがプリキュアだったと明かされた時、さりげなく「でも、神様の恋人だった人だから当然なのかも・・・」などと、ブルーの公私混同ぶりを指摘したりしていました。
その彼女がファントムに対し、どのような言動をするのか、興味深いところです。