いよいよ、キュアフォーチュンの「ハピネス加入」に向けての動きが始まった、と感じさせられた話でした。
また、メインストーリーである「おおもりご飯で結婚式」並びに、それをプロデュースするのが、花嫁と初対面の中学生たちという奇矯な設定に驚かされた話でもありました。
さらに、愛乃めぐみの異様なまでの存在感のなさが気になった話でした。
おおもりご飯で挙式する新婦が、偶然、氷川いおなの姉・まりあと親友だった、という事から、プリキュア三人と氷川いおなの接点が生じます。
なんだかんだで協力する氷川いおなですが、白雪ひめに対してだけは、厳しい態度を取りました。
戦闘でも同様で、キュアフォーチュンは、愛乃めぐみ・大森ゆうこには厳し目の激励とも言える事を言うのですが、白雪ひめに対しては「貴女には何も期待していない」とまで言い切ります。
第1話冒頭の、キュアフォーチュンの白雪ひめに対する敵意がそのまま描かれている感じです。
放映開始から4ヶ月と、前半の1/3が過ぎましたが、その理由はいまだに明示されていません。
そろそろそのあたりを描いてほしいものだと思いました。
メインストーリーのほうは、おおもりご飯で出会った新郎新婦が、出会った記念となった所で挙式する、というかなり奇矯な所から始まります。
その、おおもりご飯ですが、放映当初は、窓口で大森ゆうこや姉の大森あいが弁当の注文を受けて販売するという形態でした。
その場で食べたい人は、店の前のベンチを使います。これは、第6話でおおもりご飯に招待された白雪ひめも同様でした。
ところが今回は、店内にかなり広い飲食スペースができていました。業績好調により店舗を拡大したようです。
これは、あの「夢は大盛りてんこもり」などと店名を織り込んだ「ごはんの歌」ヒットの影響があったのだろうか、などと思いました。
また、ホテルや式場でなく、弁当屋で結婚式を挙げるというのは、「思い出の場所」という理由だけでなく、最近話題の「お金の若者離れ」の影響もあるのだろうか、などとも思いました。
また、その「おおもりご飯で挙式」をきっかけに、プリキュア三人および、クラスメイトで親が雑貨屋をやっている椎名えれな、親がアンティークショップをやっている高野れいが、式の演出に協力します。
新婦の幸代の親友は氷川いおなの姉・まりあですが、現在は行方不明との事です。
それは仕方ないのですが、他に式を演出してくれる友だちはいないのだろうか、と思いました。
本来、新婦と同世代の友人がやる事を、話の都合上、中学生であるプリキュアたちにやらせた、という感じでした。
また、その中で一番目立ったのは、「サムシング・フォー」を提案し、自ら青いブーケを作ったり、氷川いおなに「借り物」の提供を依頼した白雪ひめでした。
今回の設定である、「弁当屋婚」について、色々と自分の結婚式観を語るなどしています。
余談ですが、そこで「ファーストバイト」についても話していました。これを見た時は、自分が初めてこの言葉を知ったのは、昨年のなかよし6月号掲載された「ドキプリ」漫画だった事を思い出し、懐かしく思ったりしました。
それはともかく、すっかり定番となった、ナマケルダの口真似を随所で披露するなど、白雪ひめは、今回も細かいところも含め、常に存在感を出しています。
それに対し、愛乃めぐみは、気合だけは入れるもののほとんど何もしません。家族で式場を演出した大森ゆうこはもちろん、椎名えれなや、高野れいよりも存在感がありませんでした。
先週も、相良誠司がらみの話なのに、幼なじみの愛乃めぐみより、白雪ひめのほうが目立っていました。
たとえば、今回、制服で出席しようとして白雪ひめにダメ出しを喰らいます。
ここで、もしジャージでも来てきたら、良くも悪くも、彼女の個性が出るところです。しかしながら、制服という極めて普通の選択をしたため、定番の「ファッションのダメ出し」ですら、目立つことができません。
何でここまで目立たせないように描くのか、本当に不思議です。
なお、少ない出番で独特の存在感を出している「邪神」ことブルーは、未来の結婚話で盛り上がっているプリキュア三人と相良誠司に対し、「プリキュアは恋愛禁止です」とルールを唱和させるのが今回の役どころでした。
とにもかくにも、氷川いおなと、三人の本格的な関わりが始まった、というのが今回の話の位置づけだったと思われます。
次回は、この四人がチームを組んでサッカーをする、という話だそうです。
ここでも、氷川いおなが白雪ひめを敵視する様子が予告で描かれていました。
その感情の動きなどが描かれたりするのでしょうか。
なお、次回はゲストとして、元サッカー選手の中山雅史さん出演するそうです。過去の例からすると「有名人がゲスト出演した話に良作なし」なのですが、果たしてどうなるのでしょうか。