昨年の「NewStage2」を見た時は、そのあまりの出来の悪さに、来年は行くのをやめよう、と思っていました。しかしながら、咲と舞の台詞がある、という情報を得たため、予定変更して行くことにしました。
しかしながら、二人の台詞はあまりありませんでした。特に残念だったのは、「ブルーム」「イーグレット」と呼び合う場面はあったものの、「咲」「舞」と呼び合う場面がなかった事でした。
ただ、変身前を描いた数少ない場面の中には、二人および「S☆S」へのリスペクトを感じたものがいくつかあり、それについては、嬉しく思いました。
咲の描写の大半は、「夢の世界で、家業のパン屋を継いで繁盛させている」というものでした。
そのため、「パンパカパン」に行列ができています。その列の最後尾のほうに、敵であるダークフォールの面々が並んでしました。
わざわざ彼らを描いてくれたのは、嬉しく思いました。特に、ドロドロンは待望の映画初出演でした。
また、夢の世界とはいえ、キントレスキーは、久々にパンパカパンに買い物に行ったのだな、などと思い、懐かしく思いました。
あと、オープニングなども含め、みのりと両親が出てきたのも嬉しく思いました。
舞については、ほとんど出番はありませんでした。ただ、寝ている場面の髪型で、ちゃんと「おだんご」をほどいていた、というのは、細かく描いていると思いました。
また、一瞬出てきた、絵を描いていた夢から醒める場面で、背景に白い鳥が飛んでいたのは、彼女の「象徴」をちゃんと描いてくれて、嬉しく思いました。
さて、今回登場した声優さんは、無印・S☆S・5・ドキドキ・ハピネスは全員出ていました。一方、フレッシュ・スイートは、「主役」の一人だけ、ハートキャッチは、つぼみ・えりか、スマイルは、みゆき・やよい・なおでした。
前後の作品の扱いを考えると、「ハートキャッチ」も、つぼみだけ、となるはずです。にも関わらず、えりかが出れたのは、「オールスター」に「えりか枠」があるからなのだろうな、などと思いました。
ただ、せっかくそれだけ呼んだのだから、もっと活かせばいいのに、と大いに勿体なさを感じました。
あと、野沢雅子さんを読んでおいて、雪城さなえを出さなかった、というのも不可解でした。
映画のストーリーのほうは、昨年同様、映画オリジナルの妖精たちが主役で、「ハピネス」の二人も、その脇役、残りはちょい役、という扱いでした。
話の内容も、昨年同様でした。そして今回も、上映中、泣き出す子供がいました。このような事、秋の映画では、一度も経験した事はありません。
その泣き声を聞きながら、昨年同様、あの筋立てでは、子供も楽しめないのでは、と思いました。
今回で「NS」は最後の事です。来年以降がどうなるか全く分かりません。
ただ、「春のプリキュア映画」を再び作るなら、「ムリヤリ全員出す」や「映画オリキャラを中心にして話を進める」というのはもうやめにしてほしいものだ、と強く思いました。
というわけで、作品としては楽しめませんでした。一方で、「S☆S」をはじめ、過去の作品の名場面や声をいくつか見聞きできたのは良かった、と思った映画でした。