プリキュアとレジーナ率いるジコチュートリオが、クリスタルをかけて球技で闘う、という話でした。
ただ、闘いのほうは互いの能力が発揮される事なく、最後は自滅で終わる、という流れでした。さらに、ゲームの前提である「勝ったほうがクリスタル総取り」を、レジーナがマナとの指切りを反故にして破る、というのも、後味がよくありませんでした。
昨年のスマプリ29話と似たような設定の話でしたが、率直に言って、比べると見劣りがしました。
ある意味、初めてのプリキュア対ジコチュー勢全面戦争だったわけです。そのため、色々と楽しみにしていましたが、残念ながら、期待していたような描写はあまりありませんでした。
最初のサッカーPK戦対決は、ボールとゴールのジコチューが勝手に「活躍」しているだけでした。
プリキュア側は、六花が「お魚くわえた猫が逆立ちしている」などという奇矯な発言でボールジコチューを騙そうとしたり、マナがネイマール選手ばりのシュートテクニックを見せたりしました。
しかしながら、ジコチュー側は、ボールとゴールの能力に任せるだけで、ほとんど何もしません。唯一頑張ったのは、マナのシュートを防ごうとしたベールくらいでした。しかし、これも結局ゴールジコチューの能力で「勝利」したため、あまり意味はありませんでした。
あと余談ですが、自分的には、ベールに脛毛が生えていなかったのが、非常に気になりました。
次のボウリング対決では、ジコチュー勢が正々堂々とプレイし、プリキュア勢が能力を使う、という形になりました。
日頃、何かあるたびにボウリングをしているだけの事はあり、ジコチュートリオは、何ら不正もせずにストライクを連発していきます。
自分的には、第3話でのストライクを最後に、4ヶ月近くガーター続きだったイーラが復調したのは、喜ばしいと思いました。
最終決戦のドッジボールは、レジーナの能力でプリキュアが不利な環境になるものの、なぜかジコチュー側が仲間割れを始め、戦わずしてプリキュアが勝利します。
イーラとマーモとしては、どうせ最初から約束を反故にするつもりなのだから、こんなの真面目にやってられるか、といったところだったのかもしれません。
喧嘩の中で、レジーナに対する鬱憤をついに口にしたマーモおよび、それにおける「おばさん」「お姉さんでしょ」のやりとりは楽しめました。
そして、プリキュアは勝利しますが、ジコチュートリオは、約束を反故にするよう、レジーナに進言します。
途中、瞳が水色になるなど、良心のゆらぎを見せたレジーナですが。結局、紅の瞳が勝り、約束を破ります。
というわけで、冒頭のマナの葛藤、三人に対する説得、指切りなどは、全部失敗に終わってしまいました。
最後に、何だかよくわかりませんが、五つのクリスタルが揃ってどこかへ飛んでいってしまいます。これには、プリキュア側の意志も、ジコチュー側の意志も関係ありません。
というわけで、ストーリー的には、ほとんど意味のないとなってしまいました。
せめて、プリキュアとジコチュートリオの掛け合いでもあれば、かなり楽しめたと思うのですが・・・。ということもあり、勿体なさを感じた話になりました。
また、レジーナの設定も、不可解さが深まりました。結局、クリスタル>マナが「紅色」で。マナ>クリスタルなのが「水色」という事なのでしょうか。
いずれにせよ、マナ以外の三人に対する心情が、「紅色」時と「水色」時においてどう違うか、などを含め、レジーナの描き方がよく分かりませんでした。
次回は、クリスタル争奪戦において、マナがレジーナを助けようとして一緒に氷の割れ目に落ちてしまう、という展開になるようです。
そして二人きりで行動し、なぜか氷づけになっていたアン王女を発見するようです。
ここ2話半ほど中断されていた、マナとレジーナの「友達話」が久々に描かれるのでしょうか。今後への含みとあわせ、どのような展開になるのか楽しみです。