真琴が映画の主演をつとめるという、久々の芸能活動話でした。
芸能活動をしつつ、学校にも通い、さらに毎晩変身して王女さま探しをする、というハードな生活を送っています。
そんな中、周りの暖かい協力もあり、見事、映画も成功する、という話になっていました。
また、新キャラ・レジーナの戦闘デビューの話でもありました。
最初見ていて、何でこんな真琴は無理をしているのだろうか、と思いました。
しかしながら、よく考えてみたら、この世界では天涯孤独である彼女にとって、この芸能活動は「生活の手段」である、という事に気づきました。
それゆえにこれだけ頑張ざるをえないわけです。さらに演劇についても、当初は集中力を欠いていましたが、最終的には非常に真剣に取り組むわけです。
改めて、彼女の置かれた環境の苛烈さを再認識し、その中での頑張りに感心させられた話でした。
同様に、ここのところ「妖精の一人」的な位置づけになっていたダビィが見せた、久々の敏腕マネージャーぶりも上手く描けていたと思いました。
ただ一方で、最初は真琴が一人で行い、途中からマナ・六花・ありすが引き継いだ、あの「毎晩町中を飛び回って王女探索」は、熱意はともかく、方法としてはいかがなものか、と思いました。あれで王女が見つかっては、ギャグ漫画の世界になってしまいます。
もっと効率的な方法を考えたほうがいいのでは、と思いました。
まあ、ありすは、皆には秘密で財力とセバスチャンを使い、独自の探索をしているのかも、などとも思いましたが・・・。
また、今回印象に残ったのは、ゲストキャラの実力派女優「おおとり環」の描き方でした。
ここ数回、ゲストキャラの扱いにはかなり不満がありました。しかしながら、環は、一見、真琴をいじめているようで、実は真琴の事を真摯に思っている、という描かれ方をしていました。
そして、「心に闇など一切なかったが、レジーナの力により無理矢理ジコチュー化」という形で、彼女の心の清らかさを描いていたのにも感心しました。
余談ですが、彼女の声優さんは、5年前に「プリキュアGOGO」で、敵幹部のアナコンディを演じていました。
彼女も、部下には極めて高いレベルの成果を求め、厳しく接するのですが、その一方で、ラスボスである「館長」にはとても強い想いを持っていました。
そして最後は、それに準じて死ぬ、という役回りでした。その最期の辛く悲しい描写は、今でもよく覚えています。
ある意味、この環と似たような性格なわけです。その彼女が、今回は、幸せなラストを迎える事ができたわけです。
もちろん、偶然の「中の人つながり」でしかないわけです。とはいえ、5年の時を経て、ついに幸せになったアナコンディが見れたような錯覚をおぼえ、この配役および設定にはちょっと嬉しくなりました。
一方、初の戦闘デビューをしたレジーナですが、そのわがままぶりで、ここまで忠実だったベールにすら呆れられてしまいます。
そこで、自分のワガママに見合う人間を探して、マナ達の前に現れ、そこで戦闘に入る、という流れになっていました。
その闘いにおいて、レジーナは従来の三人とは違う力を見せます。また、それに対抗して、四人も新必殺技を出します。それは、「ハートシュート」を四人で同時に放つ「ラブリーフォースアロー」でした。これは、新アイテムの特性をうまく生かしていると思いました。
また、その新技を出す際の、まず、マナ・真琴、および六花・ありすで手を繋ぎ、最後にマナと六花が手を繋ぐ、という形で四人の力を一つにする、という描写も上手いと思いました。
一方で、、レジーナの強さ並びに奔放さも面白く描かれていました。
次回は、そのレジーナがマナに興味を持ち、「友達にしてあげる」と言い、マナもそれを受け入れる、という話です。
過去には、正体を隠した敵とプリキュアが友達になる、という展開はありました。しかしながら、正体が明らかな状態でこのような展開になるのは、シリーズ史上初です。
その二人、さらには六花・ありす・真琴がどのように描かれるのか、今から大変楽しみにしています。