みゆきの部屋で、プリキュア五人勢ぞろいパーティーが行われる所から始まりました。キャンディが自らくす玉に入り、喜びを表現します。
ところが、れいかが疑問がきっかけとなり、皆がプリキュアについて質問し始めると、キャンディの様子がおかしくなります。どうやら、彼女は「プリキュアは伝説の戦士だ」という事は分かっているものの、バッドエンド王国の事など、詳しいことは何も知らないようなのです。
回答できず困ったキャンディは、くす玉のなかに逃げ帰り(?)ます。するとその時、空から本が飛んできて、第1話冒頭の時のように、みゆきの顔面を直撃ました。そして、その本から、新たな妖精が出現しました。
すると、キャンディがくす玉を破って出てきて、「お兄ちゃん!」と言って飛びつきます。皆が驚く中、彼は「拙者はキャンディの兄・ポップでござる」と自己紹介しました。時代劇がかったしゃべりをするキャラのようです。
その容姿を見た、あかねが「かわいいな」と頭をなでます。すると、耳を尖らせて「男にかわいいとは無礼でござる」と怒りました。
ところが、それを見た、やよいが「かっこいい」と感嘆すると、今度は一転してドギマギし、ギクシャクと後ろ向きに歩いて転びました。純情サムライ系男子というキャラなのでしょうか。
そしてポップは、先程、皆が疑問に思っていた、メルヘンランドとバッドエンド王国の闘いについて説明しようとし、キャンディに絵本を出すように言いました。ところが、キャンディは絵本をなくしていました。思い出しているうちに、第1話冒頭で、みゆきにぶつかった時になくした、という事に気づきます。その本を、みゆきは第1話に出ていた謎の図書館に置いていました。
それを聞いたポップは、みゆきの部屋の本棚の本を動かし、謎の図書館へ五人を連れていきました。そして、キャンディの本を発見し、これまでの闘いの歴史について語ります。
ひと通り説明して、次のページを開くと、そこからは、みゆき達五人が、一人ずつ見開きで描かれていました。
皆が驚く中、れいかの次のページを開くと、そこには何も書かれていませんでした。五人はそれを見て驚きます。なお、その時五人が、描かれた絵本にああせて、変身ポーズを取っていました。そして、ポップは、ここから先は、「君たちが創っていくでござる」と言いました。
格好いい台詞ではありますが、要は、自分たちの国を争いを、彼女たちに丸投げしているだけなのでは、とも思いました。もっとも、その後の闘いにおいて、ポップは自ら体を張って勝利に貢献していたので、押し付けているわけではない、という事が分かりましたが・・・。
一方、その頃、バッドエンド王国では、三幹部がババ抜きをしていました。すると、どこからともなく声が流れ、続いてババの絵から、新敵キャラ・ジョーカーが出現しました。
これでOPに出ていた敵キャラが全員揃いました。しかしながら、三人はジョーカーに一線を画したような態度を取ります、せっかくジョーカーが「プリキュアは五人で打ち止め」という情報を提供しても感謝すらしません。
そして、ジョーカーが話している間にもババ抜きを続け、最初に上がったマジョリーナが出撃しました。ジョーカーは後ろ姿に声援を送った後、「面白くなってきましたね」と独り言を言い、舌なめずりをしていました。
見た目からすると、皇帝・ピエ-ロの化身のようにも見えます。今後、彼がどのように動くか、気になるところです。
一方、説明が終わり、五人は改めて闘いへの決意を強めます。そして、あかねが「皆で気合いれよか」と言いますが、みゆきは「待って。まだ決め台詞が決まってないよ」と言いました。
みゆきにとっては、戦隊チームだから決め台詞は必須、という考え方のようです。しかし、あかねは突き放したような目で「どうでもいい」と言い、さらに、なおに至っては、かなり冷たい目で「すこぶるどうでもいい」と突き放しました。
二人の反応に悲しむ、みゆきですが、その時、やよいが後ろから肩をつつき、目を輝かせて賛同します。あまりの嬉しさに、二人は手を握って踊り出しました。さらに、れいかも「皆をまとめるのに、決め台詞は必要かもしれない」と真顔で言います。
多数決という事もあり、あかね・なおも折れ、決め台詞およびポーズの練習を始めました。みゆきの発案で「五人揃ってゴプリキュア」などと、37年前の特撮戦隊の決め台詞をまんまパクった台詞および、かなり無理なポーズを五人でやりますが、当然ながら、あかね・なおには不評でした。
一方、その頃、マジョリーナが町に現れ、黒絵の具を発動させます。その気配をポップは感じ取り、皆に伝えます。その時、みゆき・やよい・れいかは相変わらず決めポーズの練習をしており、それを、あかね・なおは距離を置いて見ていました。
それを聞き、五人は本棚の力を使って、マジョリーナの所に行こうとします。ところが、その直前に、みゆきはペンギンが表紙の本を目にしてしまい、「ペンギンさんに会いたい」と言ってしまいます。
そのため、四人はマジョリーナの所に着いたものの、みゆきは一人だけ南極に行ってしまいました。
そして、四人が空き缶をベースにしたアカンベーの襲撃を受けている間、みゆきは氷原を一人歩いています。そこに、追っていたポップが「みゆき殿~」と声をかけますが、みゆきは「ペンギンさんが呼んでる?」と喜び、呆れられていました。
そして、再会したポップは、「いつも笑顔でいてほしいと思っているのでござる」と、キャンディを心配します。すると、みゆきは「そうだよね。やっぱスマイルだよね」と同意した後、突如「閃いた!」と叫びました。
一方、四人は逃げ回っていました。れいかは四人で変身することを提案しますが、やよいは「待って、まだ決め台詞が・・・」と言い、あかねに突っ込まれていました。そこに、遅ればせながら、二人はマジョリーナのいる所に行き、南極直送の雪玉で攻撃します。そして、五人で円陣を組み、先程南極で思いついた決め台詞について話します。これには、あかねも納得しました。
そして、変身した五人は、第1話冒頭の時と同じように光となって空を飛び、いったん背中を向けて着地します。そして、「輝け!スマイルプリキュア!!」と念願の決め台詞を完成させました。
ところが、その直後にアカンベーが攻撃し、いきないり五人は吹っ飛ばされます。さらに、踏み潰されそうになりますが、ここでポップが「変化の術」を使い、巨大な空き缶プレス機になりました。
そして、「そうはイカのキンピラでござる」などと言います。これを聞いたときは、「さすがに本来の用語をそのまま使えないよな」と思いました。
続いて、「どすこーい」と言って突っ張りでアカンベーを攻撃します。続いて、プレス機の間にアカンベーをはさみ、「今でござる」と言いました。
それを聞いた五人は、「プリキュア、ぺちゃんこアタック!」と言い、空中で一回転した後、空き缶プレス機の先端に座り、アカンベーを潰します。この技の名前・動きには、二年前の「おしりパンチ」以来の衝撃を感じました。
そして、潰れたアカンベーに、みゆきがハッピーシャワーで止めを刺しました。
闘いが終わり、ポップはメルヘンランドでの任務のため、去ろうとします。キャンディは泣いて寂しがりますが、ポップに「別れる時は笑顔」と言われると、頑張って笑顔を作り、兄を見送りました。
そして、笑顔を作りながら泣いているキャンディを五人が元気づける、という所で話は終わりました。
新キャラ・ポップおよびジョーカーの登場と、決め台詞の決定が主題でした。二人の新キャラはそれぞれ個性的で、今後、どのように動いていくか、非常に楽しみだと思いました。
もう一つの主題である決め台詞のほうも、上手く描かれており、かなり楽しめました。まず、決め台詞必要派と不要派に別れるわけですが、れいかが「必要派」に入ったのには驚かされました。
また、その時は「チームの団結には」と言っていましたが、その後も、あかね・なおが距離をおく中、みゆき・やよいと決めポーズ練習をやっています。面白い方法で人柄を描くと思いました。
同様に、これまで、みゆきに優しかった、なおが、決め台詞の話をふられた途端、「すこぶるどうでもいい」と突き放した言葉・表情を見せた、という描き方も面白いと思いました。
他にも、最初に披露してボツになった「ゴレンジャー」のもろパクリな決め台詞および、奇妙な踊りみたいな決めポーズ、さらには絵本で自分たちを見た五人がポーズを取るところ、やよいがピンチになりながらもキメ台詞が決まっていないからという理由で変身を躊躇するなど、今回の「決め台詞・決めポーズ」に関する描写は、色々な所で楽しめました。
また、闘いの前に円陣を組むのですが、すると今度は、あかねが真っ先に賛成します。このあたり、最初に行った「皆で気合を入れる」という提案と上手くリンクしていると思い、感心しました。
また、これから戦闘、という時にペンギンの絵を見て南極に行ってしまう、みゆきというギャグと、そこで生じた場を利用して、みゆきにポップがキャンディに関する心配を告げ、さらには「決め台詞」がその会話がきっかけで決まる、という描き方も面白いと思いました。
他にも、会話の中で、やよいがまたもや「私たちはスーパーヒーロー」と言って、あかねに突っ込まれる、など定番のギャグを入れているのも楽しめました。
敵についても、初めて三人揃った場面で、ババ抜きをやっている、というのは印象に残りました。
こうやって段々と各キャラの良さ・面白さが描かれていくのでしょう。今後も本当に期待大です。
次回は、五人が「プリキュア秘密基地」を作る、という話のようです。「5」シリーズと言い、「東京ミュウミュウ」と言い、なぜか五人を越えると、「基地」の必要性が生じるようです。実際、自分も、五人という設定を知ったときは、カフェミュウミュウやナッツハウスみたいな場所はどうなるんだろう、と思ったものでした。
その秘密基地がどのような所なのか、そしてその過程において、五人がどのような言動をするのか、今から大変楽しみです。