上北ふたごさん版「プリキュア」の、前シリーズ後半の「なかよし」掲載作品+描きおろし最終回+新シリーズ第1話を収録したムックが発売されました。
これで3年連続ですから、前シリーズ後半の「なかよし」掲載作品+描きおろし最終回+新シリーズ第1話の安定した人気があるのでしょう。ならばぜひ、過去に遡り、同じ構成で単行本化してもらいたいものだ、と毎年の事ながら思いました。
その、描きおろし最終回ですが、メイジャーランドが石化され、音吉とフェアリートーンも封印された所から始まります。メフィストとアフロディーテが手を取り合った姿で石化している、というのは、細かいながら上手いと思いました。
そして、最終形態になったノイズに吹っ飛ばされ、変身が解けて気絶する四人が描かれます。意識を失った響ですが、その夢の中で、幼少時、両親に初めて音楽を教わった事を思い出していました。
響は音を間違えて手を止めかけますが、団は「いいんだよ、間違えても」と言い、上手く弾けたら「そうそう、その調子」と褒め、家族三人の笑顔が描かれます。
その夢を見ながら、響は歌い出していました。先に目が覚めた奏たち三人は、それを聞いて合唱し、遅れて目が覚めた響も、それにあわせました。
なお、奏の解説によると、この「寝歌」は「響の七クセの一つ」とのことです。小さいコマでの一言ですが、色々な意味で、響と奏の友情を巧く描いていると思いました。
そして、四人が笑っているのを訝るノイズに、二人の喧嘩・悪の道に入ったエレン・アコの家族に関する悩みが、音楽のおかげで解決した、と話します。
そこから最終決戦となって勝利する、という所まではアニメと同じでした続いて、後日談として一年後のクリスマスコンサートが描かれます。
四人は、先にクリスマスケーキを食べようとするハミィに、声を揃えて「ゼッタイゆるさない」と言い、音吉に「息ぴったりじゃな」と言われます。
続いて、響がキーボード、奏がドラム、エレンがギターでアコがベースという構成で、響が「じゃ、行くよー」と言い、背景に「奏であう心のハーモニー。響きあうよ心の未来どこまでも」という二人の名前を使ったナレーションが入って完結となりました。
ノイズに吹っ飛ばされた響が、夢の中で子供の頃に音楽を楽しんだ事を思い出し、それをきっかけにより強い力を得る、というくだりと、最後の四人の演奏で終わる、という締めが非常に印象に残りました。
アニメでは、序盤の団が「音楽を楽しむ」事を意識した発言をしていました。しかし、それは後半、どこかに行ってしまいました。
同様に、序盤の闘いでは、二人の心があう「ハーモニーパワー」が重要語句となっていました。しかしながら、終盤に行くほど、響と奏の二人が描かれる事はなく、響は主人公のテンプレート的な台詞を話す存在となり、奏は存在感がなくなりました。
それらの、アニメで描ききれなかった主題・キャラクターを、短い中で完璧に近い形で描いていました。
回想での響の嬉しそうな顔・「寝歌」を聞いて幸せな表情になる三人・奏による「七クセ」の解説・演奏前に細かく響の衣装直しをする奏・四人が声を揃えての「ゼッタイゆるさない」・そして最後の幸せ一杯の笑顔で演奏をする四人、といった描写のそれぞれが、「スイートプリキュア」という作品の最後を飾るのにふさわしいものでした。
読後感の満足度は非常に高く、これでやっと「スイートプリキュア」が完結したな、と思ったほどでした。
お初にお目にかかります。
tamai-keiと申します。この話を見て書きたい衝動に駆られて書きました。
一言で言うと、いい終わり方でした。原作で目立っていた響いがいのキャラクターがお粗末になることなく、初志一貫できつつ、原作最終話でもみられたノイズと和解できたことに好印象をもちました。
それと同時に私は作品との相性を考えさせられました。この作品がすきなんだなと。
原作も含めて粗が結構あることも承知で私はスイートプリキュアが好きです。
・ 石化したメフィスト雑感
アフロディーテと手を取り合ったままですが、原作と違って重傷を負っていないので致し方なしでしょう。
・ 響の夢雑感
音楽を楽しんでいる描写でした。
原作でも見たかったところ。
・ 音楽が導いてくれた…仲間たちのもとへ!
響&奏、そしてエレンでは説得力がありましたが、アコに関しては音楽に関する描写が薄かったのでどうかと思いました。加筆修正してほしかったです。
・ 「ノイズ! あなたは…きっと」「歌を忘れたカナリアなんだ…」
ノイズの話を聞いた響の言葉。的を得た表現ですな。
・ 私たちはもう耳をふさがないよ!
前作と違って全員辛い事も受け入れる考えを持ったことに好印象。
前作はつぼみはしっかりしているようでいて都合の悪いことから逃げている(憎しみは悪という考えのことです:編注)印象しかなかったもんで。
・ ハミィとエレンの歌う幸福のメロディで世界は元に戻り…
おお! 原作で見たかった場面がいまここ(描きおろし)に!
お初にお目にかかります。
tamai-keiと申します。この話を見て書きたい衝動に駆られて書きました。
一言で言うと、いい終わり方でした。原作で目立っていた響いがいのキャラクターがお粗末になることなく、初志一貫できつつ、原作最終話でもみられたノイズと和解できたことに好印象をもちました。
それと同時に私は作品との相性を考えさせられました。この作品がすきなんだなと。
原作も含めて粗が結構あることも承知で私はスイートプリキュアが好きです。
・ 石化したメフィスト雑感
アフロディーテと手を取り合ったままですが、原作と違って重傷を負っていないので致し方なしでしょう。
・ 響の夢雑感
音楽を楽しんでいる描写でした。
原作でも見たかったところ。
・ 音楽が導いてくれた…仲間たちのもとへ!
響&奏、そしてエレンでは説得力がありましたが、アコに関しては音楽に関する描写が薄かったのでどうかと思いました。加筆修正してほしかったです。
・ 「ノイズ! あなたは…きっと」「歌を忘れたカナリアなんだ…」
ノイズの話を聞いた響の言葉。的を得た表現ですな。
・ 私たちはもう耳をふさがないよ!
前作と違って全員辛い事も受け入れる考えを持ったことに好印象。
前作はつぼみはしっかりしているようでいて都合の悪いことから逃げている(憎しみは悪という考えのことです:編注)印象しかなかったもんで。
・ ハミィとエレンの歌う幸福のメロディで世界は元に戻り…
おお! 原作で見たかった場面がいまここ(描きおろし)に!
tamai-kei 様
こんばんは。コメント有難うございます。
おっしゃる通り、描きおろし最終回の内容は素晴らしかったですね。
アニメを見ていて違和感を覚えた部分を、上手くまとめていたと思います。
あと、ハトプリの「憎しみ」の部分ですが、あれはパッと見ると、そのような印象を持たれるのかもしれませんが、
意外と奥が深いと思っています。
また、「都合の悪いことから逃げている」というのは少々違うのでは、と思いました。
それでは。
tamai-kei 様
こんばんは。コメント有難うございます。
おっしゃる通り、描きおろし最終回の内容は素晴らしかったですね。
アニメを見ていて違和感を覚えた部分を、上手くまとめていたと思います。
あと、ハトプリの「憎しみ」の部分ですが、あれはパッと見ると、そのような印象を持たれるのかもしれませんが、
意外と奥が深いと思っています。
また、「都合の悪いことから逃げている」というのは少々違うのでは、と思いました。
それでは。