HeartCatch第46話

 四人のプリキュアがスナッキーをなぎ倒す場面から始まります。クモジャキーとコブラージャがその様子を見ています。そして、コブラージャが「とうとう、プリキュアと決着をとつける時が来たね」と言いました。
 それに対し、クモジャキーは「ああ」と行ってフッと笑います。それに対し、コブラージャが「なんだい、こんな時に?」と言うと、クモジャキーは「プリキュアと俺、どちらかが倒れるまで力の限りぶつかりあう。俺はこの時をずっと待っちょったぜよ」と嬉しそうに言いました。

 それを聞いたコブラージャが、「君って奴は、最後まで闘うことにしか興味がないんだね」と呆れたように言いますが、「君が闘っている姿は美しいと思うけどね」とその部分は肯定しました。
 対するクモジャキーは、「俺はお前のそういう妙に格好つけたところが好かん。けんど、お前の強さは認めるぜよ」と言いました。
 それに対し、コブラージャは「君に認められてもうれしくないな」と言い、クモジャキーは「俺もじゃき」と返しました。
 そして、四人の前に立ちふさがります。それに対し、いつきが自分が二人と闘うと言いました。前々回の借りを返したい、という思いもあったのでしょうか。すると、ゆりが、自分も残って闘うと言います。

 すると、えりかが、準備体操をしながら、自分が闘うと言って、ゆりを制します。そして、不安そうな表情を見せる、つぼみに対し、「あたしたちが信用できない?」と言います。
 それを聞いて、つぼみは泣きそうな顔になります。そして、しばららく逡巡しますが、最後は、笑顔になり「いいえ」と言いました。
 そして、飛び越えて行こうとする、つぼみとゆりに対し、コブラージャがカードで攻撃しようとしますが、いつきがサンシャインイージスで防ぎます。続いて、クモジャキーが地面を殴ると、床が柱状に変形します。この国家錬金術師ばりの攻撃を二人はは何とかかわし、先へと進みました。
 というわけで、二人ずつ残る形になりました。コブラージャが場所を移動し、二対二でなく、一対一の決戦となります。
 その状況を喜ぶクモジャキーに対し、えりかはいきなり顔面に拳を入れ、彼の考えを強く否定します。しかし、クモジャキーはそれに対しても嬉しそうに笑っただけでした。
 また、コブラージャも「美しい自分と美しい君による美しい闘い」と嬉しそうに言い、いつきに批判され、闘いが始まりました。
 一方、先に進んだ、つぼみとゆりですが、ゆりが壁を破壊しまくってどんどん進んでいきます。その様子は、デューンにも伝わっていましたが、彼はシニカルに笑うのみでした。
 そして、二人が広間にたどりつくと、そこにはダークプリキュアが待っていました。ゆりは、かつての、そして自分自身との決着をつけるため、と言って残り、つぼみに先へ行くよううながしました。
 一方、薫子は椅子に手錠(?)で囚われ、二人のボスナッキーに監視されていました。そこに、サバーク博士が現れます。すると、薫子は、かつての決戦で、彼がゆりに止めを刺させなかった事を指摘し、その理由について尋ねます。しかし、サバークはその問いに答えず、ボスナッキーに監視を命じて去って行きました。
 一方、えりかといつきの闘いですが、ともに苦戦しています。そして、膝をついた、えりかにクモジャキーが止めを刺そうとしますが、そこにコフレが顔に張り付き、何とか助けます。
 それがきっかけとなり、形勢が逆転します。そして、クモジャキーのサーベルを素手で叩き折り、ブルーフォルテウェーブをかけました。
 一方、いつきのほうも、不利な状態から、ポプリの助力で逆転し、ゴールデンフォルテバーストを発動します。
 大幹部二人は、共に「破れて悔いなし」という表情で浄化されました。残った心の花は、コブラージャが「美しい悲しみ」を意味する「はまなす」で、クモジャキーが「闘い」を意味する「ノコギリソウ」でした。それを見た二人は、二人が自分の本質に殉じていった事を改めて感じていました。
 その頃、つぼみは薫子が囚われている部屋にたどりつきました。そして、コッペとともにボスナッキーを倒し、救出に成功します。その、つぼみに対し、薫子は、サバーク博士と、ゆりを闘わせないように、と頼みます。
 それを受けて、つぼみは、最終決戦の直前という状態である、ゆりとダークプリキュアの元に向かう、というところで、次回への引きとなりました。

 昨年に続き、「敵本部内において、一対一でのプリキュア対敵幹部の最終決戦」という形になりました。昨年の話が非常に好評だった影響もあるのでしょう。
 ただ、昨年と今年では、敵幹部の立ち位置・考え・人間関係が全然違います。それもあって、今回、この形を取ったのはどうだったのか、と思いました。
 一対一での闘いの中、プリキュア二人は、相手の「強さ」「美」のみを考える生き方を批判します。しかし、それが相手の心に届くことはありませんでした。そして、二人とも敗れた後も、自分の主義主張を変えることなく去っていったわけです。これでは、一対一で語り合わせる意味がありません。
 ならば、サソリーナと同じ形で良かったのではないでしょうか。実際、42話でコブラージャが、43話ではクモジャキーがそれぞれ決定的な敗北を喫しています。ここを退場話にしたほうが、いい引き際になったのでは、と思いました。
 特にクモジャキーの場合は、43話の修行・闘い・台詞がかなり良かっただけに、ここで終わらせるべきだったと思いました。さらに言うと、彼の場合、初登場時から、つぼみに対するライバル意識が描かれていました。それだけに、最終決戦の相手がえりか、というのも違和感がありました。
 というわけで、主題の部分はやや残念した。ただ。それ以外の部分では色々と楽しめました。特に、冒頭での「最終決戦を前に準備体操をする、えりか」および、「残って闘う、えりかに『信用できない?』と言われると、泣きそうな顔をし、その後も、様々は表情を浮かべながら、やっと笑顔になって『いいえ』と言った、つぼみ」というのは、印象に残りました。
 さらに、二人が無事に進んだ後、高笑いをして「あの二人がその程度の攻撃で・・・」と敵役みたいな台詞を言った、えりかの描写も、彼女らしさを良く出ていると思いました。
 また、以前の闘いで浄化されて真っ白になりながらも、サバーク博士に重要な任務を命じられ、かつそれに応えたボスナッキーにも感心させられました。
 次回は、サバーク博士の正体判明話です。といっても、かなり前から「他に選択肢がない」状態だったので、これはさほど関心がありません。むしろ、「正体判明」とのからみで、ダークプリキュアの心や行動がどのように描かれるかのほうが、気になっています。

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