「ハートキャッチプリキュア」は、「おはなしブック」に先行収録された、いつき変身話でした。通常の「雑誌→単行本」という順番が逆になっただけの話ですが、なんか損をしたように感じてしまいました。
もっとも、上北さんのプリキュア漫画の大半は、単行本に収録などされていません。それを考えれば、「単行本と雑誌でそれぞれ読める」という事を喜ぶべきなのでしょうが・・・。
ちなみに、昨年の「フレッシュ」では、話数が足りず、後編の「おはなしブック」には「ハートキャッチ」の第1話が収録されました。今回は、そのような事がなきよう、ラブリー増刊に掲載するなどして、後編も「ハートキャッチ」だけで一冊作ってほしいものだ、と思いました。
「GO!GO!なかよし団」は、茂呂おりえさんおよび、その担当さんと一緒に占いユニット「NOT FOR SALE」を取材し、それぞれ占ってもらう、という内容でした。
冒頭に、編集部にいた茂呂さんを、ハタノさんが急病のフリをして、胴締め式カニ挟み(?)で「捕獲」するという所から始まります。
さらに、茂呂さんと担当さんに、「なかよし新世代の怪物」「綾瀬はるか似のドS」などと勝手に肩書きをつける、という、相変わらずの独特なセンスのギャグが続きます。
しかし、本編の取材は、前回と違い、軽いギャグは入るものの、淡々と占いユニットを紹介する、というものでした。
まあ、今回取材した、「複数の占い師によるインタラクティブ占い」というものは、ツッコミ所がいろいろありそうなので、本気でギャグにしようとすると、シャレにならない内容になってしまうので自制した、というのもあるのでしょう。
ちなみにオチは、「担当さんが撮った動画は、本人の指しか写っていなかった(実話)」という、ギャグでした。もし本当に実話だとしたら、この担当氏は別の意味で「天才」だな、と思いました。
「初恋ランチボックス」は、悠希の父親が登場し、何やら不穏な雰囲気が、という話でした。新展開への伏線なのでしょうか。さすがに、そろそろ「恋の応援に料理を手伝う」というパターンも出尽くしたので、路線変更は十分ありかと思います。
絵もキャラクターも相変わらずいいので、ぜひとも今後も続いてほしいものですが・・・・
「しゅごキャラ! アンコール!」は今回が最終回でした。結局、あむの相手は未定のまま終わった、という感じです。また、なぎひこの「告白」も、とりあえず隠したまま終わらせるのも変だから、言わせておこう、という感じで流していました。
この作者の実力および、前半部分の面白さを思えば、もっと凄い最終回を描けたのでは、と思うので、少なからぬ物足りなさがありました。
「野ばらの森の乙女たち」は、今月も「百合」で突っ走っていました。そして、勢いみたいな感じで、初美が泉に告白します。
これがきっかけで、本格的な「四角関係」への突入となるのでしょうか。これはこれで面白いのですが、その一方で、キャラの性格が伝わるような、もう少しのんびりした展開の話も読みたいものだ、とも思いました。
新連載の「キミノネイロ」は、ボーイッシュなのをコンプレックスにしているヒロインの「恋のライバル」が実は女装した少年だった、という「男の娘」モノでした。
折角、百合作品も連載されているのだから、こちらもヒロインを放ったらかして「薔薇作品」になれば、とも思いますが、さすがにそれは無理そうです。
ちなみに、本作が今月号の表紙なのですが、描かれているのは、髪型および色から推定すると、「男の娘」のほうかと思われます。これは、かなり珍しい事なのでは、と思いました。
「わたしに××しなさい!」は、マミの「ネタ提供」に騙されて、雪菜が時雨と口をきかなくなり、それを誤解した時雨が従来以上に迫ってくる、という展開でした。さすがに、この騙され方には無理があるのでは、と思いました。あと、「口をきかない」という条件のもと、身振りで意志を伝えるのなら、筆談でもすればいいのに、とも思いました。
「メルヘンちゃん」は、よく分からない展開のまま最終回に。一番印象に残ったのは、ヒロインの視力設定に対する矛盾を、強引な設定で解決(?)したところでした。
ヒロインが妖精と麻雀をやったり、完璧超人ながら犬に異常に執着をする生徒会長が出てきたころは、かなり期待していたのですが・・・。次回作では本来の実力を見せて欲しいものです。
「地獄少女R」は、通帳と印鑑を盗んで他人の金を詐取した男が地獄送りになる話でした。この話の時代設定は確か「近未来」だったと思うのですが、現在の銀行より、本人認証のシステムが雑なのでしょうか。もし、金融機関が本人確認を怠らなかったら、この青年が地獄送りになることはなかっただろうに・・、などとズレた感想を持ってしまいました。