Fresh第33話

 せつなと美希の話でした。美希がイメチェンを企図しての服選びに四人で行く予定でした。ところが、祈里が家の都合で、ラブが軽い体調不良で行けなくなり、二人で行くことになりました。
 これまでは四人でいたから普通に接していましたが、いざ二人になると、せつなとの話題がない事に美希は気づきます。

 OP終了後は、占いの館が登場。腹を減らしたウエスターが食料を調達しに出て行くと、それまで子供向け童話を読んでいたサウラーが、懐にあった菓子を取り出して食べるという、謎のコントが行なわれていました。
 一方、二人はとりあえず、クローバータウンストリートを歩きます。しかし、美希が普段どのような店に行くのか、と尋ねても「ラブの行く店」という単純明快かつ、そこで話が終わるような答えしか返ってきません。
 そこで、確実に楽しめるドーナッツカフェに行きますが、連休中という事もあって満員で、買うのには時間がかかりそうな感じです。それを見た、せつなはあっさりとドーナッツを諦め、美希を驚かせます。
 そして、電車に乗って街に出ますが、その最中も相変らず話題がありません。せつなが昨晩放映されたTV番組も見ておらず、ファッション雑誌にも興味を持たないため、ここでも話題に詰まります。
 そして、本来の用事である服選びになります。最初に美希が選んだ服は、他のお客さんが感嘆するほど似合っていますが、せつなは「これまでのイメージと同じ」と言ってあっさりダメ出しします。
 美希はその後、従来のイメージと違う服を色々と選びますが、せつなはことごとくダメ出しし、結局、何も買わずに出ていきます。
 そして、街中を歩いていると、たこ焼きの屋台がありました。かなり立派な屋台で、屋根の上には大きな蛸の模型が看板として置いてあり、それを見た美希は密かに怖がります。その時点ではまだ我慢ができたのですが、呼び込みの店員さんに生きている蛸を見せられると、限界を越え、大声を挙げて逃げ出しました。
 そのまま美希は、近くにあるビルの踊り場で震えています。それを追ってきた、せつなを見ると、「来ないで!」と言いますが、せつなは美希と背中合わせに座ります。
 その行動で少し落ち着いたのか、美希は自分が蛸が嫌いである事を語ります。子供の頃に海水浴に行った時に、浜辺に打ち上げられていた蛸を抱き上げたところ、そのまま手に絡まれた、というのが原因とのことです。
 それを聞いた、せつなは、「誰にも怖い物の一つや二つはある」と言います。それを聞いた美希が、せつなの「怖い物」を尋ねると、「あなた達がいなくなること」という答えが返ってきました。
 その頃、食べ物を求めて街へ出たウエスターは、先ほどのたこ焼き屋台へ。一気に食べ、その美味しさに感動します。そして、感動ついでに、「たこ焼きを食べると幸せになるから、人間達が食べられないようにする」というFUKOゲージ収集を思いつき、屋台の上にある蛸の模型をナキワメーケ化します。
 近くにいた、せつなと美希はそれに気付きますが、蛸のナキワメーケを見た美希は、足が震えて変身できません。そこで、せつなが一人で変身し、ウエスターと対峙しました。一方、その頃、祈里の家の忙しさも一段落し、ラブの熱も引きます。そしてラブは、先週入手したクローバーボックスから表示される立体映像によって、二人の危機を知りました。
 一対一となったこともあり、ウエスターは、久しぶりに「よおイース」と声をかけ、それから闘いが始まりました。しかし、せつな一人では当然ながら苦戦となり、追い込まれます。そして、足の震えと闘っていた美希がついに吹っ切れ、変身して闘いに参加します。
 その、せつなを助けた美希に対し、ウエスターは「こいつは裏切り者だ。お前達もいつ裏切られるか分からないぞ」と言います。久々にシリアスな台詞を言っていますが、考えようによっては、冒頭でサウラーに「裏切られた」事にひっかけたギャグなのかもしれません。
 それに対し、美希は「せつなは、この完璧なあたしの服をイマイチだと言ったり、ついて来ないで、と言うのにずっとそばにいるのよ」と言い、それを聞いたウエスターは「それってやな奴じゃねーか」と返します。
 すると美希は、「ううん、それは、せつなが真面目で正直だから。不器用だけど純粋だから」と言い、せつなを喜ばせます。
 そして二人での闘いとなりますが、ウエスターが「蛸さんの足は八本あるのだ」との言葉通りまだまだ苦戦します。どうでもいいですが、ウエスターは本人(?)には「タコ」と呼び捨てているのに、プリキュアに言うときに「さん」付けしていたのが気になりました。
 そうこうしているうちに、ラブと祈里が到着。これまたどうでもいい事ですが、この街までの移動は空を飛んだのか電車だったのかが気になりました。
 そして、なおも「蛸さんの足は八本」と強がるウエスターに対し、その足を絡ませて動きを封じるという作戦で撃退しました。ウエスターの捨て台詞は「それでもやっぱりたこ焼きは旨いんだ」でした。
 翌日の放課後、ラブと祈里がドーナッツカフェで待っていると、せつなと美希が登場。美希は、せつなが選んだ服を着ていました。濃いめの赤という「せつなカラー」の服でした。その、せつなの選んだ服をラブと美希も褒め、せつなが「完璧」と言うと、美希が「それはあたしの台詞」と突っ込んで皆で笑う、という所で話は終わりました。

 今回も予算などに制約があったようで、前半終了前にウエスターが蛸をナケワメーケ化し、後半開始早々に変身。しかも、変身バンクを二人分フルで使うなど、後半部は経費節減が目立ちました。また、えらく雑な背景が気になったりもしました。
 その部分は残念でしたが、主題部分はある程度きっちり描けていたと思いました。特に、「せつなの怖い物」については、普段明るく振る舞いながら、常に今の生活を失うことを恐れているという、せつなの心情がよく伝わってきました。
 その一方で、もう少しこの部分の描写に時間を割ければ、せつなの心境をより深く描けただろうに、と思い、勿体なさも感じました。あと、美希がウエスターに対し、せつなの話をした時も、どうせならそれを聞いたウエスターが、占いの館でのイースとの会話を思いだして、同意したり反論したりする、などという描写もあれば、などとも思いました。
 そういう意味では、もう少し予算が取れたら名作だった、という話と言えるかもしれません。そのような勿体なさはありましたが、前半部分については、十分楽しめました。
 次回はインフィニティが出現する話です。キュアパッション誕生以降、そちらのほうの話は止まっていましたが、いよいよ話が動き出すような感じです。ウエスターとサウラーの共闘など、いろいろと楽しめそうです。

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