Fresh第1話

 新シリーズが始まりました。異世界の長老が、プリキュア復活の祈りを捧げる、という所から始まります。このあたり、過去のシリーズの「敵の侵略に追われて、人間界に逃げていく」と異なっており、従来との違いを打ち出していました。
 さらに、OP後は、歩道橋でそれぞれ異なる制服を着た三人の会話になります。この三人が変身するわけですが、「それぞれ学校が違う」というのも過去のシリーズにはなかった事で、これまた、「違い」を打ち出していました。
 続いて、主人公・桃園ラブの「他人の幸せを自分の事と同じように考える」という性格の描写、さらには今回は変身しない二人の、簡単な性格描写が行なわれました。

 その後、学校帰りのラブが、謎の洋館に迷い込み、そこにいた、同世代の少女に招かれて、彼女の占いを受ける、という流れになります。その様子を別室で文化系と体育会系の男二人がモニターで見ており、その会話から、彼らが異世界から来た敵キャラである、という事が分かる仕組みになっています。
 そこで少女は、ラブに対し、「幸せが訪れる」と言って、喜ばれますが、これは誰にでも言っているようです。そして、それを見ながら、男二人は嘲笑します。その一方で、文化系の男は、コーヒーに角砂糖を大量に入れて飲み、「この世界の連中はこんな物を飲んでいるのか・・・」などとボケをかましていました。
 その後、家に帰ると、母親からダンスユニット「トリニティ」の券の入手を伝えられ、ラブは大喜びします。ところが、受け取ろうとするラブに対し、母親は「手を洗ってうがいをしてから」と命じます。これは、最近話題となっている新種インフルエンザ予防の啓発なのかと思いました。
 そして、翌日のダンスライブとなるのですが、そこで先ほどの占い少女が現れ、さらに変身して「我が名はイース」と名乗ります。そして、「ナキワメーケ」をスピーカーに取り憑かせ、観客を襲わせます。
 この「ナキワメーケ」ですが、元は黒いスピーカーなのに、赤が基調となっています。そして、その外見は、ジオン軍のモビルスーツに通じるところがあり、一瞬「シャア専用?」などと思ってしまいました。
 敵の目的は、襲われた人々から発せられる、恐怖に泣きわめく力を蓄積させ、それで「インフィニティ」なるものを入手するため、というものです。このあたり、一般の人々を標的にしているわけで、従来シリーズとは一線を画しています。
 そして、逃げ遅れた「トリニティ」のリーダーを守ろうとするラブに異世界の力が発動しました。変身の台詞は「チェンジ」です。そして、キュアピーチに変身して、そのまま闘いました、その間、ラブとしての意思表示は一切ありませんでした。そして、皆の前で普通に闘います。
 そしてナキワメーケを撃退した時点で、初めてラブの意思が戻っていました。一方、イースは、「お前とは長い付き合いになりそうだ」などと言いながら、歩いて去っていきました。人間の不幸エネルギーを一定量集めたので、目的を達成した、という余裕があったのかもしれません。
 とりあえず、あまりの事に驚くラブ、というところで終わりました。
 そしてEDは3DCGの三人が、変身姿でひたすら踊り続ける、というものでした。そして、次回予告は美希の変身話でしたが、予告で水泳したり、シャワーを浴びたりしていました。今回の話でも、化粧しながら電話していましたが、これらについても、従来の「プリキュア規定(?)」と異なっているな、と思いました。

 というわけで、五年間プリキュアを見続けてきた身としては、従来との相違点が非常に気になりました。変身のかけ声の「チェンジ」は、アメリカ大統領の影響もあるのでしょうが、「プリキュアシリーズ」としての「チェンジ」も意味しているのだろうか、と思いました。
 どこまで変えて、どこまで従来のパターンを継承するのか、最初の頃は、そういう点がかなり強い興味の対象となりそうです。
 あと、キャラ設定ですが、当面変身するのは三人ですが、冒頭で、変身の素みたいなのが四体飛んでいました。したがって、途中から一人増えて四人体制になると思われます。
 既存キャラだとしたら、本命はダンスユニットのミユキなのだろうか、と思いました。一方、敵キャラも「東・南・西」という事で、あと一人、途中から「北」が追加されるようです。
 話自体は、第一話らしい、主人公と基本設定紹介、という感じでした。ただ、無理に話をつなげず、それぞれを切り分けて進める、という手法をとっていました。そのため、第一話において、ラブと異世界の生物の会話はありませんでした。
 また、敵の総帥も後半開始時に唐突に出てきて自己紹介し、そのまま部下に指示も与えずに去っていっていました。余談ですが、「メビウス」という名前を聞いたときは、最近はプリキュア開始直前に流れるのがシャープの広告なだけに、「総帥の訓辞から始まる場合、シャープの商品名が続けて流れるのか・・・」などと思いました。
 ただ、そのような紹介の中で、ラブの家庭描写や、敵の文化系キャラのボケなど、印象に残る描写も多々ありました。主役達はもちろん、周辺キャラ・敵キャラも面白そうなので、今後、どのような活躍をしてくれるか楽しみです。

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