俗・絶望先生第4話

 一本目のアニメオリジナルは、第十集第百話の「どうでもいい扱いを受けた『秀逸な本筋』」をアニメ化した、という趣向でした。二本目は第三集第二十二話の久藤くん紹介話でした。そして、三本目は第十集第百話の「どうでもいい話」をやる、というものでした。

 一本目の「本筋」は、漫画にて断片的に紹介されたものを、うまくつなぎあわせて、「宇宙人侵略もの」にしていました。余談ですが、「宇宙人の侵略を受けて、キャラが巨大化して戦う」というのは「南国アイスホッケー部」の終盤を連想させられました。
 ところで、「野球モノ漫画の同人誌作成のために取材」をしにバッティングセンターに来て本塁打を放った藤吉さんに、日本一球団のMVP選手がスカウトする、という場面がありました。漫画が発表されたのはまだ2007年7月頃なので、久米田氏が元ネタとなったコマを、そのような意図で描いたとは思えません。このあたりは、うまく漫画発表時との「時代の違い」を描いていると思いました。
 なお、絶望先生と一旧さんが「他の事にかまけて」とやったオチは、この「どうでもいい本筋」を、きちんと把握していないようにも取れ、少々残念に思いました。
 二本目はなぜか今更の久藤くん紹介話でした。アニメ第一期で、他の男性キャラがやってた出番まで久藤くんにやらせるなど、出番を増やしていただけに、余計に今更感がありました。DVD「絶望先生序」に入れておいたほうがよかった、とも思いました。
 話は基本的に漫画通りでした。ただ、自分的に気に入っていた「きっちりアメーバ」で、久藤くんが「もう、きっちりしなくていいんだよ」という閉めを聞いて、木津さんが涙する、という部分がなかったのは残念でした。
 三本目の「どうでもいい話」は、いわゆる「小森さんの水着話」でした。第百話の後半部分を、全体のオチを含め、そのままアニメにしていました。
 ただ、せっかく「本筋」も含めてアニメ化するのなら、唐突に一本目で「宇宙人侵略」だけをやって、三本目で百話を全部なぞったほうが、うまくオチたのでは、とも思いました。
 全体的には、一回目や三回目のような強い印象はなかったものの、普通に楽しめた回でした。ただ、大槻さんが唄うOPを聞けなかったのは極めて残念でした。

「俗・絶望先生第4話」への2件のフィードバック

  1. 唐突にすみません。
    Webで「きっちりアメーバ」を捏造してみたネタ師です。
    http://semiprivate.cool.ne.jp/blog/archives/000789.html
    >自分的に気に入っていた「きっちりアメーバ」で、久藤くんが「もう、きっちりしなくていいんだよ」という閉めを聞いて、木津さんが涙する、という部分
    に共感した人間なので、コメントさせてもらいました。
    失礼をば

  2. こんばんは。コメント有り難うございます。
    あの場面やりとりは、不思議に面白いですね。
    アニメで省略されたのは残念な事でした。
    小説のほうも拝見しました。楽しく読ませていただきました。
    感想はそちらのほうに書かせていただきます。

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