直前に出たDVD「さよなら絶望先生序」は、各キャラ紹介話を再編集したうえで、漫画にあわせて逸話を追加した、というものでした。特に、マリア紹介話において、TVアニメ化の際にカットした「エイベックスネタ」や「サラ金ネタ」を追加していました。これは、DVDならでは、という事でしょうか。また、DVD最後の「視聴者からの声」を見る限りだと、それらを掲載してほしい、という要望が多数寄せられていたようでした。
このDVDの全体的な構成から、「俗」はより漫画にあわせた筋立てになるのだろうか、とも思いました。
その「俗」第1話は、何と「第1集カバーに袖に掲載された『前回までのあらすじ』」でした。発想は面白いと思うのですが、さすがに8行の文章を10分弱のアニメにするのは、無理があるかと思いました。ちなみに、ED後には、同じく1集後ろのカバー袖に掲載された「逝国」の朗読でした。「あらすじ」もこのくらいの扱いにして、部分部分で絵を出す、といったくらいのほうが良かったのではないでしょうか。
そして実質的な本編は第1集第10話の日塔さん話でした。DVDを見て期待したように、アニメオリジナルはほとんど無し。漫画の台詞をそのまま脚本にしていました。ところどころにオリジナルを混ぜていた前期より、こちらのほうが面白いと思いました。
この作品に関しては、声・色・動きがつくだけで、アニメとしての独自性が発揮されます。というわけで、今後も、同様の構成を期待したいところです。
なお、今回のネタで一番アニメの良さが発揮されると思われる、「トロイメライに怪しい歌詞がつく」という部分も、うまく作られていました。ただ、さすがに「中身聞いたその人、具になった」はTVではまずいのか、別の歌詞になっていました。これも、DVDで直ったりするのでしょうか。
というわけで、日塔さん話については、期待以上に楽しめました。来週も楽しみにしたいところですが、「円山町のホテルで泣きながらシャワーを浴びる望」については、短時間で処理してほしいものです。