「プリキュア5」は、先月の続きで、のぞみと小々田のラブコメでした。どちらかと言うと、パルミエ王国の事から、のぞみへの想いを伝えられない小々田の心理描写が中心、という感じでした。
一方、りんは先月に続き、のぞみの応援に徹していました。その時その時でどうする事が、のぞみにとって一番いいのか、という事が分かっており、結果的に、のぞみの想いを成就させる事ができた、という形になりました。りんの描写を見ていると、本当に「親友なんだな」と思い、ホッとさせられます。
あと、妙に印象に残ったのが、元の姿で炬燵に入って会話するココとナッツでした。あの炬燵もナッツの手作りなのだろうか、などと考えてしまいました。
話のほうは、クリスマスツリーの下で・・・という、のぞみの夢が成就する、という形になりました。今月末のアニメも同じ形になるのでしょうか。
「しゅごキャラ!」は、海里が正体を明かすも、戦いのなかで、再びガーディアンに戻る、という展開でした。これまでの海里の葛藤がうまく結果に導かれた、という感じでした。りまの時もそうでしたが、出てきてからメインを張るまで、じっくり時間をかけて海里を描きこんでおり、毎度ながらその巧さに感心させられました。
ほかにも、イルのエルに対する気持ちや、ややがキャラなりしてまず最初に写メを撮ったとか、アミュレットエンジェルの決め台詞がどこかで聞いたことがあるものだったなど、細かい描写やギャグも相変らずでした。
「小川とゆかいな斎藤たち」は「将来の夢」が主題でした。小川さんと成田さんがともに、「将来の夢」を描ききれず、再提出をさせられます。その中で、小川さんは「喫茶店経営」という「夢」を発見する、という話でした。自分的には、そんな無理して夢を探す必要などあるのか、という気もしました。むしろ、成田さんの「K.A.コンサルタント」のほうが、可愛くていい、と思いました。
話そのものでは、斎藤三人が予想した、小川さんの「主婦」が、らしくていいと思いました。
三度目の登場となった「すっぱだもん」は、当初とかなり雰囲気が違った作品になっています。それと同時に、出番がなくなった忍犬が哀れでなりません。それにしても、ヒロインを命がけで守る定めを持つ「忍」が、あんな目立っていていいものなのでしょうか。
読み切りの「君はワンドル」は、急死した人気アイドルが犬に生まれ変わり、再び芸能界を目指す、というかなり異色の設定の話です。ラブリー増刊に連載していたシリーズはあまり興味なかったのですが、今回の話は妙に印象に残りました。作者の代表作である「きんぎょ注意報」を読んでみようか、とまで思ったほどでした。
「キッチンのお姫様」では、水野が「プリンの王子様」である事が判明(?)します。最初からこのような、「幼いころ水野を想う→東京に出たら水野とよく似た空と出会う→空が急死し、その直後に水野が転校してくる」というのが当初からの構想だったとしたら、驚かされます。それはともかく、自分的には、今回は冒頭から茜が出てきたのが嬉しく思った話でもありました。
「地獄少女」は、余命幾ばくもないもない少女が、不良グループで上納金のために引ったくりをやっている少年と出会って恋をし、死の直前に、たかっている相手を「地獄送り」にし、自らも地獄に行く、という筋立てでした。最後に地獄行きの船で、はにかんだような笑顔を浮かべて少年を応援する少女の表情に何とも言えない哀しさがありました。
それとは別に、この作品の「地獄」は、悪者用と改心した人用の二種類があるのだろうか、と気にもなりました。