「わんだふる」第7話

 前回、雨に濡れて家出する犬飼こむぎ、という描写で終わっていました。
 しかし、今回の冒頭は、ベンチの下で夜を明かし、鳥につつかれて目覚めて、ベンチに頭をぶつけてコブを作る、というコミカルな描写ではじまっていました。
 さらに、人の姿になったところで、兎山悟に出会い、保護される、という展開になりました。

 それを電話で知った犬飼いろはは、早速迎えに行こうとしますが、兎山悟に「今は行かないほうがいい」と諭されます。
 このとき、兎山悟は携帯から電話したのですが、犬飼いろはは、家電で受けていました。
 同じ学年ですが、親の方針の違いなのでしょうか。気になりました。
 あと、今回は犬飼、猫屋敷、兎山のそれぞれのペアがプリキュアの基本構成になっています。
 それだけに、この段階で、犬飼こむぎと犬飼いろはのケンカに対し、兎山悟が間に入る、という展開にはちょっと驚きました。
 そして、自宅で待っているところに、猫屋敷まゆが、服と一体化したリードを届けに来ます。
 その際に、腕に引っ搔きキズが多数あることが明らかになりました。
 普段、猫屋敷ユキとの間でイザコザが多々発生しているようです。
 自分は、同室した事はないですが、外で暮らす猫と友達になった事は2回ほどあります。
 しかし、引っ搔かれた事はありません。また、猫と暮らすエッセイ漫画も多々読んでいますが、「人間を引っ掻く」という描写を見た事もありません。
 それだけに、この描写にはかなりの違和感がありました。
 これまで見せたキャラクターと違い、一対一の時には、猫屋敷ユキを怒らせるような強引な態度を取っている、という事なのでしょうか。
 それはともかく、またライオンのガルガルが現れます。また、今回は、彼に戦いを使嗾する、敵陣営のキャラが初登場していました。
 そして、今回は犬飼いろはが、フレンドリータクトの使用に成功します。さらに、二人でフレンドリータクトを使っての新技、プリキュアフレンドリベラーレで救出に成功していました。
 ケンカ話をどう解決するのかと思っていたのですが、まさか兎山悟が間に入るとは思ってもみませんでした。
 自分的には原因は犬飼いろはが、犬飼こむぎを下に見た事にあると解釈したのですが、それは関係なかったようでした。
 ついでに、なぜ前回犬飼こむぎがフレンドリータクトを使えなかったのかもわかりませんでした。
 それもあってかなりスッキリしない気分になりました。
 次回は猫屋敷まゆの転入話です。これを機にいよいよプリキュアになるのでしょうか。
 ここ2年の、プリキュアが勢揃いするのに時間をかける傾向はあまり好きではないので、早く変身させてほしいと思っています。