「ひろがるスカイ」第1話

 第一話の冒頭から戦闘続き、しかも、プリキュア変身前のソラ=ハレワタールが闘い続けた、という異色の第1話でした。
 プリキュアのシリーズ前提として、「敵組織が、異世界の王国にある大切なものを奪った」があるのがよくあるパターンです。
 その「奪った」そのものの描写からはじめたわけです。それを考えると、普段のシリーズの「第0話」をやったような話だと思いました。

 戦闘メインなので、ソラ=ハレワタール並びに、話の後半から出てきた、虹が丘ましろが、どのような人柄なのかは殆ど描かれませんでした。
 そんななか、ソラ=ハレワタールがヒーローになりたいという意志が強い、という事は繰り返し強調されていました。
 OPにはそれを示唆するような描写もありました。
 一方、虹が丘ましろについては、「カエルの干物を買うよう、祖母から頼まれていた」という奇妙な設定が気になったくらいでした。

 OPやEDを見て思ったのですが、繰り返し、ソラ=ハレワタールと虹が丘ましろの「ふたり」とキュアスカイとキュアバタフライの「ふたり」が強調されていました。
 四人チームと言うより、「ふたりはプリキュア」が二組、というシリーズになるのでしょうか。
 いまだに、後発の二人について、本名や声優さんが非公開、というのも何か意図があると思われます。
 これまでにない斬新なプリキュアになるかも、という期待を持つことができた第1話でした。
 一方で、次回で早く、ソラ=ハレワタールと、虹が丘ましろがどういう人なのかを描いてほしいものだとも思いました。