新たなダークフォールの使者が一気に三人登場。うち、ドロドロンはモエルンバの後釜としての攻撃係。極めて内気かつ暗い性格で、小声でボソボソ話し、明るい人々を嫌います。また、土蜘蛛を元にしたデザインで手から蜘蛛の糸を出して相手を絡め取ったりするのですが、そのあたり、アメリカのM社から抗議がこないか心配です。
そして、人間の姿をしたダークフォールの使者である、霧生満と薫の二人が登場しました。他の使者同様、アクダイカーンの下で泉を守る役目がありながら、プリキュアに興味を持ち、無断で職場放棄をして人間界に出てきた、という設定。他人に命令される事を極端に嫌うという性格が強調されており、そのあたりが、アクダイカーンおよび、他のダークフォールのキャラとどう絡むか楽しみです。
この「敵の使者が転校生」ネタは、2年前の無印でもありました。その時は、潜入したキリヤと戦闘担当のポイズニーが実の姉弟という設定でした。にも関わらず、その二人の関係がきちんと描かれませんでした。キリヤはポイズニーとの関係を保ちつつ、戦いではプリキュアに協力する、という矛盾した立場を取り続けました。その結果、誰にとっても不幸な結果に終わってしまいました。
それに対し、今回の満と薫は、最初からドロドロンに対して小馬鹿にした態度を取り、また、ゴーヤーンもはっきり二人に対する不快感を表明しています。この「非主流派」みたいな位置づけだと、2年前に比べても矛盾なく動かせそうです。また、基本的な冷たさは共通しているものの、人間関係を構築しようとする満と、かなり突き放している薫という設定も興味深いものがあります。
もちろん、まだ出てきたばかりなので、過大な期待は禁物でしょう。とはいえ、巧く動かせれば、かなり話を面白くすることができる二人なのでは、と思った初登場話でした。
というわけで、満と薫の紹介が主だった話でした。したがって、それ以外のキャラは二人に振り回されていた感じでしたが、その中で、絶妙のタイミングでお茶を出した健太が光っていました。