「スイートプリキュア」はアニメ40話を中心に、ここ最近の主なイベントである「トリオ・ザ・マイナー、二度目のモデルチェンジ」「ノイズが小鳥の姿で潜入」などを淡々と描いていました。
なお、トリオ・ザ・マイナーについては、ファルセット覚醒による位置関係の変化等は一切描かれず、ただ「より凶悪な姿に」で片付けられていました。
ここ4ヶ月ほど、漫画版スイプリは、偶数号月は上北さんならではの独特な描写が含まれた話で、奇数号月は単にアニメをなぞっただけの話となっています。
そのローテーション通りといえばそれまでですが、やはり物足りなさがありました。
偶数月号であり、かつ雑誌掲載では最後となる次回は、上北さんらしさが存分に出た面白い話となる事を期待しています
「Go!Go!なかよし団」はラブリー増刊で連載している「蜘蛛女」の3巻発売のタイアップとして、作者の秋本葉子さんと担当のアダチ氏がゲストで来ました。ホラー漫画にひっかけて、「モンスターバーガー」なる巨大ハンバーガーの早食い勝負をする、という設定でした。
冒頭で、「漫画家いじり」があるのですが、秋本さんに対して「ホラー漫画家さんって怖いものが見えちゃったり、若い娘の生き血をすすったり・・・」などと、とんでもない事をハタノさんが尋ねていました。「ホラー漫画を描く人は若い娘の生き血をすする」という発想のぶっ飛び方には驚かされました。
それに対する秋本さんの答えは、霊感はなく、原稿中の食事はおかゆ、という至極まっとうなものでした。
その後、主題である早食い対決になるのですが、巨大ハンバーガーについては、ひたすら大きさばかり強調され、味については「バンズが香ばしい、肉がジューシー」という定型文みたいな評価しか書かれていませんでした。まあ、「そういう味」なのでしょう。
そして、珍しく「なかよし団」が勝利(?)します。そこで負けた秋本さんに「罰ゲーム」が命じる権利を得るのですが、その内容は「なかよし団と蜘蛛女の共演」でした。
そして、それに従って秋本さんが「巨大蜘蛛に食べられるハタノさんとナガノさん」を単行本の宣伝入りで描きおろし、「チーム蜘蛛女」の思うツボになった、というオチになりました。
最近はラブリー増刊は読んでいませんが、以前、読んでいた時に載っていた「蜘蛛女」は、「少女に化けた蜘蛛が転校してきて、友達になった娘の願いをやや歪んだ形でかなえる。そして、そのデメリットに気づいた友達が絶望した所で正体を明かして食べてしまう」というのがフォーマットでした。
そのフォーマットに沿ったオチだったと言えるのかも、などと思いました。
PEACH-PITさんの新連載「クギ子ちゃん」は、数号前に載った「予告編」とは絵柄・内容とも全然違うものでした。話のほうは、皆に怖がられている妖怪となぜか友達になる少女、という筋立てのようです。
新連載であるにも関わらず、表紙のメインはもう一つの「いきものがかり」が飾るなど、あまり編集部もテコ入れしていない感じでした。短期連載なのでしょうか。
なお、次のページには「りぼん」の広告が載っていました。これは、作者が現在ヤングジャンプで連載している「ローゼンメイデン」のスピンアウト作品が新連載になるゆえのタイアップ企画のようです。
おそらくは、りぼんにも同様の広告が載ったのでしょう。最近は、サンデーとマガジンのように、かつてのライバル誌同士がタイアップするのもよくあるので、さほど珍しい事でもないのでしょう。ただ、やはりかなりインパクトはありました。
もう一つの新連載は、先月連載が終わったばかりのフクシマハルカさんが描く「いきものがかり」でした。ラブリー増刊からの移籍となります。妖怪美少年たちと人間少女のラブコメ漫画のようです。今ひとつ印象に残る場面はありませんでした。
「恋と軍艦」は、先週に続き、街の祭りをめぐる、町長と伝統重視派の対立を主題とした「地方政治漫画」でした。
他に、新キャラとして町長の知り合いであるロシア人実業家が登場し、入市に「彼は君のパートナー」と尋ねていました。どうやら、本格的に政治と中年ホモが主題となっていくようです。
したがって、香菜と晶は出番こそあったものの、あまり存在感はありませんでした。
「わたしにXXしなさい」は、時雨と霧島の「対決」から始まります。霧島はあっさり時雨の「作り笑い」を見抜くなど、ただの幼稚園教師とは思えない洞察力を見せていました。
その後、学校に舞台が移ります。一連の件で調子が出ない晶に対し、マミは雪菜のものまねをして元気づけようとします。すると、晶も対抗して、時雨のものまねをして、不安がるマミを元気づけました。
このあたり、いかにもフラグが立った、という感じです。しかしながら、この描き方は非常に面白いと思いました。以前から、このカップリングはいかがなものか、と思っているのですが、このような描き方をされてしまうと、こういのもアリなのか、と思えてきてしまいます。
その後は、雪菜が時雨とラブコメしたり、霧島との会話で「初恋が続いている」と自覚したりしていました。こちらは、先ほどの晶とマミの描写ほどには印象に残りませんでした。
「さばげぶっ!」は、学園祭でB級グルメの模擬店を出すことが決まり、その題材を何にするか、ということで食べ歩きをする、という話でした。金持ちの家に育った鳳は、「B級グルメ」の食べ方がわからず、ボケを繰り広げます。
そのボケっぷりに悪乗りした園川が炭酸飲料を「よく振って飲むものです」と言って渡し、顔にぶちまけさせる、という展開もありました。これはちょっとキャラが違うのでは、と思いました。
そして「B級グルメ」の何たるかを理解した(?)鳳が、サバイバルゲームを題材にした料理を考えだす、という感じのオチでした。
「地獄少女R」は、ある学校で連続自殺事件が発生し、あい、さらには骨女・一目連までがその学校に「潜入捜査」する、という展開でした。
その学校には「生徒会長で理事長の娘」というよく見かける設定の美少女・矢神先輩がいました。彼女は困っている下級生の悩みを聞き、親身になるふりをして、言葉巧みにその子を自殺させる、という事を繰り返していました。
その陰謀を未然に防いだ、あいと対決する、というところで次回の引きとなっていました。ついに、ライバルキャラ登場、というところでしょうか。