なかよし2020年12月号

 「ヒーリングっどプリキュア」は、平光ひなたとニャトランの話でした。
 皆でキャンプに行く事になります。
 平光ひなたが得意のセンスで、テントの中などを面白くする一方で、ニャトランは「キャンプの醍醐味は自然を楽しむこと」と言って、一人、木の上で寝ることにしました。

 野宿したニャトランは、野生動物に襲われるなど、散々な目に遭います。
 それを助けたのは、平光ひなたがテント内で楽しむために用意した影絵でした。
 そして、助けた恩を着せるような事も、ニャトランの選択を批判するような事も一切せず、笑顔で「ニャ~トラン いっしょに食べよvね」と言います。
 そして、ニャトランは平光ひなたが中心になって作った料理や演出に感心し、「やっぱみんなで食べるほうが、ずっとずっと美味しいぜ」と言います。
 そして、皆でキャンプを楽しんでいました。

 このシリーズの特徴として、プリキュアとヒーリングアニマルの関係というものがあります。
 それは三者三様なのですが、平光ひなたとニャトランの場合は、お互いにノリが軽く、それぞれ我が道を行っているようで、実は非常に気遣っている、という感じです。
 そのあたりを、うまく描いていました。
 あと、花寺たけしのリフォームデザイナーという設定を活かしていたのも丁寧な作りだと思いました。

 「東京ミュウミュウ オーレ」は、敵方の会議から始まりました。
 今回出撃するラテは、ダークブルーの指示を絶対視するという、無印のパイのような青年タイプという感じでした。
 ちなみに、チャイは人間側の状況をもっと知り、ついでに広尾太一をこちらに引き込みたい、という大人キャラで、モカは日向あんずに執着する若キャラという印象です。
 続いて、今度はついに五人揃ったミュウミュウの中で、リーダーの押し付けあいが行われていました。
 これまでの闘いを見る限り、代々木静の一択、という感じですが、リーダーぎめの時は「水泳部の部長だから」という理由(?)で断ります。
 その後、口は出しても責任は取りたくないんだ」という本心も明かしていました。
 別にリーダーであろうとなかろうと、ミュウミュウで何かやらかしても、責任を取る場面など発生しないと思うのですが、まあ、これが代々木静独特の人生観なのでしょう。
 というわけで、渋谷葵にリーダーが押し付けられました。
 とはいえ、その後の流れも、六本木彩人と代々木静の言動でミュウミュウが動く、という感じでした。
 その二人が主導して敵のパーティーに潜入し、そこで日向あんずが飲んだマタタビ茶に酔った渋谷葵がなぜかあった寝室に二人で入り、押し倒すというところで次回への引きになりました。
 まあ、「なかよし」なので、押し倒したところで、マタタビに酔いすぎて眠る、というオチになりそうですが…。

 なぜ、リーダーにこだわる展開になったのかは、今後に明かされるのでしょう。
 読んでいて気になったのは、無印のほうでした。
 漫画でもアニメでも、誰がリーダーという話はありませんでした。
 まあ、作戦を立てるのは白金と赤坂が担当です。
 そして、ミュウミュウ五人の中では、年長の藤原ざくろが自然と仕切る位置にいました。桃宮いちごの悩みの相談に乗る、という話もありました。
 そんな事を思い出したりもした話でした。