なかよし2019年2月号「Hugっとプリキュア」

 雑誌連載の最終回でした。
 薬師寺さあやの模試、輝木ほまれのスケート、ルールーと愛崎えみるのライブがそれぞれ予定されており、野乃はなは全力で応援をしようとします。
 ところが、いざ当日になると、風邪でダウンしてしまいます。
 ベッドのなかで「みんなを応援することしかできないのに…肝心なときに…それすらできなくなっちゃった」と落ち込んでいました。

 それに対し、母親の野乃すみれは、おかゆを勧めます。そして、食欲のわかない野乃はなに、幼い頃にやった「応援方式で、嫌いなものを食べさせるほうほう」を久しぶりにやったあと、Hugをして元気づけました。
 そして翌日、最高の結果を出した四人が、見舞いに訪れます。
 四人とハリーは、その場にはいなかったものの、心のなかに、野乃はながいて、その応援で勝てた、と口々に言いました。
 そしてハグたんが「フエーフエーはな」と言い、皆も野乃はなを応援している事を伝えます。
 すっかり元気になった野乃はなは、「フレフレみんな、フレフレわたし」と応援をしながら、「やっぱ”応援”ってステキvエールを送り続けたい!輝く未来のために!!」と心に誓って、話は終わりました。

 このシリーズの一年間の要点をわかりやすくまとめた、という印象を持った話でした。
 野乃はなの応援は皆の心に強く響くものの、なぜか野乃はなは自分に自信が持てないままでいます。
 その心境についてが、非常に分かりやすく描かれていました。
 率直に言って、アニメでは、その野乃はなの劣等感や、他人に対する自分の評価と自己評価とのギャップの描き方が今ひとつわかりにくいところがありました。
 その、一年近く感じていたモヤモヤが非常にスッキリできた雑誌版最終回でした。

 次のシリーズは、宇宙も舞台にした壮大な設定になるようです。
 しかしながら、上北さんなら、そのような設定もすべて受け止めて、また素晴らしい漫画を描かれるのだろうな、と確信できた「最終回」でした。