「HUGっと」第31話

 新アイテムが登場し、ジェロスの部下であるジンジンとタクミの退場回でした。
 また、野乃はなの転校前の逸話が描かれた話でもありました。
 この転校前については、伏線的な回想で以前に描かれていました。
 ただ、その時に感じた疑問は、そのまま残ってしまいました。

 敵方でのやりとりが色々と面白い話でした。
 まず、ジェロスが、ジンジンとタクミのリストラを社長に進言します。
 それに対して、ドクター=トラウムが、小馬鹿にした発言をしますが、即座にジェロスは「セクハラです」と言って黙らせます。
 社長にタメ口を聞ける立場の相談役に対し、セクハラといい放ち、それを社長も是認します。毎度のことながら、クライアス社の「ホワイト」ぶり(まあ、これが世界的には当たり前なのでしょうが)に感心させられました。
 そして、意趣返しにドクター=トラウムが猛オシマイダー化のリスクのあるアイテムをジェロスに渡し、それを見抜いたジェロスが、部下をリストラするために、わざと盗ませた、という心理戦も興味深いものがありました。

 一方、野乃はなの過去については、今ひとつわかりませんでした。
 チア部で仲が良かったエリを、部内のいじめからかばい、それがきっかけで、逆に野乃はながいじめにあった、という回想が描かれました。
 それで、エリが野乃はなに負い目を感じ、野乃はなもギクシャクしたのは、まあ分かります。しかしながら、他のチア部員が、普通に「野乃さん、髪型変えたの?」みたいな会話をしていたのはちょっと不思議でした。
 あの、回想に出てきた、「いじめグループ」は悪事がバレて部から追い出され、その事を何も知らずにいたメンバーがこの日の発表会に来た、という事なのでしょうか。
 会話からすると、そうとでも解釈せざるを得ないわけですが、今ひとつ違和感が拭いきれませんでした。
 ただ、それはともかく、野乃はなが、今の仲間には大切に想われている事がよくわかり、その描写には心が温まりました。

 次回は、劇中劇的な話です。予告を見ていて、「5gogo」のシビレッタ話を思い出し、懐かしく思いました。輝木ほまれとハリーの恋愛話のようです。とりあえず、野乃はながまた「汚れ役」なのが気になっています。