「HUGっと」第8話

 強烈な新キャラが登場した話でした。
 一方で、ラスボスと思しきキャラが、一般人の姿を借りて主人公と接触する、というこれまでにない展開が描かれてもいました。
 第1話を見たときは、プリキュアの王道系かと思っていたのですが、昨年とは別な方向でかなり異色のシリーズなのでは、と思わされた話でした。

 新キャラの若宮アンリですが、率直に言って、とんでもない性格が悪いキャラでした。
 ただ一方で、いきなりレディースを纏ったり、両親の出自について従来の概念から進歩した話をするなど、単にトゲパワワを奪われる役回りとは違う事を表現されてもいました。
 とはいえ、まさか「プリキュアの正体を知るキャラ」として学園に転入する、というオチになるとは思わず、少なからず驚きました。
 ただ、あの性格で、このまま、「まほプリ」の校長や、「ハピチャ」の誠司のような位置づけを続けるのだろうか、とも思えません。今後、どのように動くのか、非常に気になっています。

 ただ、この若宮アンリの乱入により、プリキュアチームの結束はかなり強まった、という一面もあったと思いました。
 輝木ほまれがフィギュアを演じている際に、天使の羽根と花畑が描かれた、というのも、二人との出会いで、彼女がトラウマを克服した、という事を上手く描いていると思いました。

 一方、クライアス社のほうは、パップルが残業していました。チャラリートが集めたデータを整理している、という感じでした。
 一方で、その部屋で外を見ている謎の男がいました。彼が、先週話した「彼氏」なのでしょうか。
 自分的には、あれは社長で、実際は彼氏でなく、パップルの片思いなのでは、と解釈しました。
 あと、この類の恋愛者の定番である「明日なんかこなければいいのに」というセリフを言わせ、それにより、クライアス社の「社是」を合理化していた、という描写にも感心させられました。
 そして、話のラストでは、社長とおぼしきキャラが一般人を装って野乃はなと接触しました。このような形でラスボスがプリキュアと接触するのも異例です。これが何を意味するのかも大いに気になっています。

 次回はハイキング回です。また、話のメインに入りそうな新キャラが出てくるようです。
 若宮アンリの登場で、今シリーズの構想がかなり壮大なのでは、と思うようになりました。この新キャラがその構想の中で、どのような位置づけなのか、これまた気になっています。