「HUGっと」第7話

 薬師寺さあや話でした。
 これまで隠していた彼女の芸能活動に関する話でした。同時に、家族構成、好きな食べ物なども明かされていました。
 また、クライアス社ではルールーが初参戦していました。その闘いも印象に残った話でした。

 昨年から始まった「冒頭のプリキュア挨拶」ですが、今年は、三人が交互に務める形態のようです。
 今回は薬師寺さあやだったのですが、そこで、芸能活動の事を「秘密」と言っていました。
 一方で、野乃はなと輝木ほまれには、「特に隠していたわけではない」とごまかしていました。このあたりの「本音と建前」を描くのに、冒頭の挨拶を活用していた、というのは面白いと思いました。
 周囲による「大道寺れいらの娘」という言動により、演じること自体は好きだが、他人に見られるのは苦手、という現状をうみだした、というのも興味深い設定だと思いました。
 流れからすれば、どこかで芸能界から足を洗い、自分のやりたい道に進む展開になりそうです。このあたりがどう描かれるか、楽しみです。

 一方、クライアス社では、パップルが「彼氏とデート」という理由で早退し、ルールーを出撃させました。
 恋人がいる敵幹部というのは、「S☆S」でキントレスキーとミズ・シタターレがくっついて以来だと思います。ある意味、衝撃的な設定でした。
 今後、その彼氏とのつきあいがどう進展するのか、あるいは、ただの仕事をサボる口実だったのか、などといろいろ気になる所です。
 一方、急な出番となったルールーですが、様々な機器を搭載した専用の円盤型飛行物体で出撃していました。とても「バイト」とは思えません。このあたりにも、いろいろな伏線があるのでしょう。
 そして、三人のプリキュアの特徴と弱点をきっちり分析し、それを明言していた、というのも面白いと思いました。
 そこでは、大道寺さあやについて、あっさりと「一番戦闘力が低い」と論じていました。初変身の2話でのアドバイスを最後に、戦闘において活躍らしい活躍がなく、ちょっと不思議に思っていました。それだけに、この分析結果を見て、なるほど、と納得しました。
 今回は、ハートフェザーを強化して、見せ場を作りました。今後、この「戦闘力がない」というハンデをどうやって克服していくのか、こちらも楽しみです。

 ところで、薬師寺さあやの芸能界のライバルという位置づけで、一条蘭世というキャラが出てきました。
 名前からして、「プリンセスプリキュア」に出てきた一条らんこのオマージュ、という事なのでしょう。
 なかなか面白いキャラでしたが、一条らんこの強烈さの域には達していませんでした。それもあって、違う名前のほうがよかったのでは、と思わざるを得ませんでした。
 次回は、輝木ほまれのスケート話です。ついに本格的に復帰するのでしょうか。どんな展開になるのか、楽しみです。