琴爪ゆかりと剣城あきらの話でした。
二人の特徴を、対照的な点も含め、興味深く描いていた話でした。
また、二人の「ファンクラブ」会員達の愛の重さが気になった話でもありました。
ここまでの展開で、さり気なく描かれている事に、琴爪ゆかりのキラキラルの使いこなしが群を抜いている、という事がありました。
前々回の店作りの話では、他の皆が四苦八苦する中、お菓子の飾り付けを自在に作っていました。
そして今回の戦闘においても、空気の入った小さいキラキラルを大量に作って敵を空中に浮かせる、などという他の皆が考えつかないような技を開発していました。
誰もそれに驚いたりしないので気づきにくいのですが、天性の才能の持ち主なのでしょう。
今回の、いいフルーツが見つからず、行き詰った時に、いきなりアクセサリーの店に入り、そこで少女にアドバイスをする事により、タルトに乗せる果物のイメージを構築した、という描写にも、「気まぐれ」に加えて「天性の才能」がよく描けていると感心しました。
また、宇佐美いちかに対しては、ほぼ初対面で「ゆかりでいいわ」と言っていた一方で、これまで同じ学校にいるという付き合いの長さがありながら、剣城あきらには「あなた」と読び、「琴爪さん」と呼ばせていた、というのも面白いと思いました。
一方、剣城あきらは、前々回でもそうでしたが、その優しさゆえに頑張るのですが、その理由について琴爪ゆかりに突っ込まれると、反論に窮してしまいます。
そんななか、彼女ならではの純真さで、困難な課題を解決し、それによって琴爪ゆかりに認められる、というのは面白いと思いました。
ふたりとも極めて高い能力を持っているわけですが、その中で対照的な所があります。それを非常に印象深く描いていた事に感心させられました。
あと、路上を四つん這いで歩いて犬に吠えかけられた剣城あきらの描写には驚きました。ラストで、タルトを「頬袋」に入れていた有栖川ひまりもそうですが、もしかして、変身した動物の影響を受けているのだろうか、と思いました。
ついでに、そのうち、影響を受けすぎた琴爪ゆかりが本当の猫になってしまい、マザコン猫のフランソワ(cv緑川光さん)にナンパされるような展開もあるのでは、などと「東京ミュウミュウ」ファンならではの妄想をしたりしてしまいました。
あと、今回、強烈なインパクトを残したのは、「ファンクラブ五人衆」でした。
それぞれ、琴爪ゆかりと剣城あきらに対する「重すぎる愛」の描写には驚かされました。
先週の辰巳くんもそうでしたが、このシリーズにはこのようなゲストキャラが頻出するのだろうか、と思いました。
また、彼女たちが、キラキラパティスリーで10人でいた時は、琴爪ゆかり・剣城あきらに対する批判めいた事は言わなかったのに、5人だけになったら、琴爪ゆかりファンクラブは剣城あきらをディスり、剣城あきらファンクラブも同じ事をした、というのも興味深いと思いました。
しかも、そのディスリがきっかけで、二人が相手の良さを再認識し、「名前呼び」に踏み込むきっかけになった、というのも楽しめました。
次回も登場するようですが、この「ファンクラブ」の今後も期待できます。
その次回は、序盤から中盤に移行する「まとめ」みたいな話のようです。予告を見る限りでは、宇佐美いちかと父親の関係がどうなるのか、気になりました。
新キャラの美少年(?)も含め、色々楽しみです。
ただ、大変残念な事に、5月末まで大きな仕事が入り、かなり多忙になりました。
そのため、プリキュアの感想も、それまでの間は、かなり簡素なものになります。
愛読して下さっている方々には申し訳ありませんが、よろしくお願いします。