妖精の世界解説が中心となった話でした。
プリキュアの世界では、「妖精の住む異世界が敵勢力によって滅ぼされ、妖精たちがこちらの世界に逃げてくる」というのがシリーズの基本設定です(前作の「魔法つかい」は例外ですが)
今回もその基本設定を踏襲していた事が明らかになりました。
ただ、その設定は、色々な意味でこのシリーズらしいものでした。
妖精のいた「世界」は、宇佐美いちかが徒歩で行けるほどの近さです。
また、「滅亡」の原因は、毎度お馴染みの「悪い妖精」の襲撃でした。
率直に行って、「この程度なら、一度キラキラルを奪わせておいて、あとでまたお菓子を作れば、妖精が散り散りになることも、長老が実体を失うこともなかったのでは、と思ったほどでした。
ただ、このシリーズ独特の「軽さ」を考えると、これもアリかも、などと思いました。
今後、この設定がどうなるか気になっています。
本編のほうは、この設定をベースに、ペコリンを元気づける話でした。
とりあえず、琴爪ゆかりが、前回の冒頭時点で剣城あきらが女性であると知っていた事を、さりげなく明かされていた事が印象に残りました。
また、ここでの二人の会話も、普通の挨拶程度ながら、含むものを感じました。
おそらく、あの高校での二人の存在感は圧倒的なものだと思います。その「ツートップ」がこれから一緒にプリキュアをやりながら、どのような関係を築いていくのか、気になるところです。
あと、今回、冒頭は、宇佐美いちかのモノローグで始まっていました。「わたし、宇佐美いちか、中学二年生(中略)五人仲間が揃って(後略)」を聞いた時は、「東京ミュウミュウ」の「わたし、桃宮いちご14歳…」を即座に思い出しました。
ついでに、これやるなら、「でも、あきらさんが女性だったなんて聞いていないよー」と石野聡さんの絵でむくれる宇佐美いちかも入れなければ…などと思ってしまいました。
その直後に、その元ネタのアニメが14年前に放映されたものであり、それを昨日の作品であるかのようにネタにするのは、前回出てきた「この前まで、おしめをしていた」などと14年前の事を昨日のように語る青果店のおっちゃんと同じ思考回路なのでは、と思ってしまいました。
もっとも、このネタをツイッターに書いたら、「東京ミュウミュウ」放映時代からの恩人であり、自分にプリキュアの存在を教えて下さった方が、即座に元ネタの画像を上げてくれました。
「自分だけではない」と非常に嬉しく思うことができました。感謝しています。
閑話休題、話のほうは、いきなりの「ひらめき」により、宇佐美いちかがスイーツ店を開業することになりました。
ベーキングパウダーを入れないでドーナッツをつくるレベルで開業というのには、かなりのトンデモ感があります。ただ、これも、このシリーズならではのものなのだろうな、とも思っています。
次回は、開業失敗話になるようです、そこで、五人がどうやって動くのか、楽しみにしています。