「魔法つかい」第44話

 プリキュア三人がオルーパの魔法で幼児になる話でした。
 その一方で、前回のスパルダに続き、バッティとガメッツが復活していました。
 この二人の描写が色々楽しめた話でした。

 「主題」のほうですが、正直言って、「幼児化」させた意味がわかりませんでした。
 かつての「スマイル」で同じネタをやった時は、緑川なおの「お姉ちゃん」らしさを描くなどの主題がありましたが、今回は、それらしいものがありませんでした。
 ただ、三人の幼児バージョンを描いただけ、という感じでした。
 あと、朝日奈今日子が、モフルンの声を娘と間違えた、という描写はちょっと無理がありすぎると思いました。

 というわけで、プリキュア側は残念でしたが、敵側は色々と楽しめました。
 まず、スパルダの「オルーパの旦那」という表現が興味深いと思いました。
 蘇らせた「恩人」ではあるが、ドクロクシーと一緒にはできない、しかも向こうは明らかにこちらを「道具」としか思っていない事は分かっているわけです。
 その結果、「様」はもちろん「さん」付もする気が起きなかったのでしょう。一方で、恩はあるから呼び捨てにはできません。そのあたりから、この「旦那」という呼び方を考えついたのかな、などと思いました。
 そして、亀の姿でサメを吹っ飛ばすという、衝撃的な再登場を果たしたメッツも楽しめました。
 前回、朝日奈みらいと十六夜リコとの闘いに満足して元の姿に戻った、という設定も非常に上手く活かされていました。
 一方、唯一、闘う意思を見せなかったバッティは、次回、その心境が深く描かれそうで、こちらも楽しみです。
 その次回ですが、他にも街なかでコタツに入ったり、オルーパとスパルだのラブシーン(?)があるなど、非常に濃い予告でした。どんな話になるのか、楽しみです。