七瀬ゆい話でした。11月ならではの、最終決戦を目前にした、各キャラを一人ずつピックアップするシリーズの始まりなのでしょう。
その一番目に、七瀬ゆいを選んだのは、嬉しく思いました。
筋立ての方は、七瀬ゆいが絵のコンクールに出展を決意するものの、どうしても入選できそうな絵が描けない、というものでした。
そして、無邪気に絵を楽しむ子供の写生を見て、自分の原点を思い出し、プリキュアの絵を描いて、佳作を取る、という内容でした。
自分的に印象に残ったのは、絵を描いている七瀬ゆいに、春野はるかが声をかけた、という場面でした。
ここで、普通に七瀬ゆいは返事をします。当然の行為ですが、見ていた時、一瞬「え、何で?」と思ってしまいました。
これは、「S☆S」での定番であった「美翔舞が絵を描いている時、誰が話しかけても反応せず、描き続けている」という描写の影響です。
それ以降、漫画描きのプリキュアは登場しましたが、絵描きは登場しませんでした。そういう事もあって、無意識のうちに、「プリキュアでは絵を描いている時に話しかけられても反応しない」というのが、自分の中で勝手に「常識」になっていたようです。
そんな事もあり、一昨日誕生日を迎えた、美翔舞の事を懐かしんだりしてしまいました。
それはともかく、話のほうは、子供の写生現場にストップとフリーズが現れます。
そして、七瀬ゆいの夢を奪おうとしました。
それに対し、七瀬ゆいは、前回のロック以上の抵抗を見せます。しかし、結局、夢は奪われてしまいました。
そして、「絶望の鳥かご」の中で「デッドフィッシュアイ」状態になって絶望していました。しかし、春野はるかの声を聞き、自分を取り戻します。
そこから、七瀬ゆいの心理描写がメインとなる、という異例の闘いが描かれます。
その結果、ゼツボーグの動きが弱まり、その機を活かして、「グラン・ブランタン」で勝利しました。
途中、もしこのまま七瀬ゆいが自らの力で絶望から抜け出し、彼女の力によってゼツボーグが倒される、という展開になったら、この話はシリーズ史上に残る名作になったかも、などとも思いました。
ぜひとも、次回こそ、四度目の正直で、「夢を奪われるのを防ぐ」もしくは「自力で夢を取り戻す」を実現してほしいものだと思いました。
次回は、天ノ川きらら話です。おそらく最後となる、彼女の話になるでしょう。本人はもちろんですが、天ノ川ステラ・ボワンヌ・一条らんこといった、彼女の周りで輝いていたキャラの活躍も見たいものだ、と楽しみにしています。