アロマが修行の一環として、人間の姿で、春野はるかの執事を一日限定で行う、という話でした。
あわせてパフも、人間の姿になって「メイド修行」をやっていました。
とりあえず、妖精二人が人間の姿になるとこうなる、と紹介するのが主題だったようでした。,br />
あと、「ドキドキプリキュア」に出てきたセバスチャンとよく似た老執事が唐突に登場して、アロマに手本を見せる、という展開が印象に残った話でもありました。
冒頭、春野はるかが、プリンセス・レッスンの最初の課題であった「アフタヌーンティー」を完璧に習得し、ミス=シャムールから褒められる所からはじまります。
そこでの会話がきっかけで、アロマがカナタ王子の執事見習いで、前回、執事テストに落ちた事が語られました。ついでに、パフがメイド見習いであることも明かされます。
そして、二人のテストが翌日行われることになりました。アロマの「ご主人様」は春野はるかが担当することになりました。
その翌日、朝起きると、人間の少年の姿になったアロマが、春野はるかと七瀬ゆいの部屋に現れました。
そして、アロマが作ったスケジュール通りの一日を過ごすのですが、春野はるかの事を何も考えていないため、各所で騒動が起きます。
当然ながら結果は不合格でしたが、それを知ると、アロマは執事手帳を投げ捨てて、走り去ってしまいました。
そして、赤信号の横断歩道を飛び出してしまい、トラックに轢かれそうになりますが、それを助けたのが、「及川」と呼ばれている執事でした。
この執事ですが、口ひげの形を除けば、服装・髪型・表情など、「ドキドキプリキュア」に出てきたセバスチャンとよく似ていました。
さらに、彼の「ご主人様」である老婦人は、この執事の事を「及川」と呼んでいました。セバスチャンの声は及川いぞうさんが演じていたのですが、それと何か関係があるのだろうか、と思いました。
ちなみに、EDのテロップでは「及川」ではなく、「老執事」とだけ書かれており、声優も別の人でした。
いずれにせよ、この及川執事にアロマは「あるべき姿」を見せられ、反省します。
そこにトワイライトとロックが現れます。当初は、老婦人をゼツボーグにする作戦でしたが、及川執事が身を持ってかばい、代わりにゼツボーグになりました。
ちなみに、ゼツボーグも執事姿なのですが、こちらには、セバスチャンそっくりの、特徴的な口ひげがついていました。
春野はるか一人で応戦しますが、当然、不利になります。そこで、アロマが学校まで走って二人に危機を伝えるのですが、それを見たロックは「仲間は逃げたみたいだよ」などとえらく検討はずれな事を言い、トワイライトもそれを傍観していました。どうやら今日は、二人とも、本調子でなかったようです。
その結果、二人が助けに来て、逆転勝利となりました。
闘いが終わり、元の姿に戻ったアロマとパフを囲んで皆で話します。アロマは、今日の経験から、自分の誤りに気づき、反省の弁を述べます。
しかし、すぐにいつもの「上から目線発言」をし、ミス=シャムールに「このままじゃ当分見習いのままね」と言われる、という所で話は終わりました。
今回、一番印象に残ったのは、理想の執事・及川でした。
実はこの及川と老婦人は、前半の、「アロマが春野はるかを振り回す」描写にも、何度か出ていました。作り手も、この二人に対する思い入れが強かったのでしょうか。
そして、完璧な執事ぶりを見せ、さらにはプリキュア史上初かもしれない、「敵組織の標的になった人間を、身を持ってかばった」という行為まで成し遂げていました。
先述したように、名前は、セバスチャンの「中の人」で、ゼツボーグ化すれば、「セバスチャンひげ」になるわけです。というわけで、なんかセバスチャンがゲスト登場したような気分になりました。
そういうわけで、彼と老婦人は良かったのですが、それ以外は、あまり心に残る所はありませんでした。
このシリーズでずっと感心していた事は、プリキュアの三人が、脇に回った時も、サポートなどでうまく役割分担し、出番が少なくても存在感を見せる、というのがありました。
しかし今回は、春野はるかはアロマに振り回されているだけで、海藤みなみと天ノ川きららはほとんど何もしません。「パフのメイド修行」も白金に丸投げする有り様です。
冒頭でアロマの変身に気づかず「男子が!」と叫んだ春野はるかと七瀬ゆいの声を聞きつけ、いちはやく部屋までやってきた、如月れいこのほうが、まだ存在感があったのでは、と思えたほどでした。
まあ、長いシリーズですから,たまにはこんな「一休み」もあるのでしょう。
次回は、これまで何度か話に出ていた、海藤みなみの兄・わたるが初登場します。
そして、舞台はまだ春ですが、海になります。これまで、海藤みなみの海に関する描写は色々と印象に残るものがありました。
そのあたりがどう描かれるかも、大変楽しみです。