前回、みゆきがプリキュアになり「楽しいことが始まりそう」と言った続きの部分から始まります。プリキュアになって闘う事を要請したキャンディに対し、みゆきは「ウルトラオッケー」と独特の言い方で同意していました。
続いてOPとなりました。前回は「青空の下を走る、みゆき」→「同じ青空の下を私服で走る五人」でしたが、今回は「五人が相手を押しのけながら(?)ひとりずつ登場し、揃った所で笑顔になる」という導入部が描かれていました。
おそらく、今回のが通常のOPなのでしょう。改めて、第1話のOP導入部分の作り込みに感心させられました。
OP終了後は、みゆきの家が描かれます。極めて一般的な、日本家屋の一戸建てでした。そして、自室において、みゆきとキャンディは丁寧に挨拶をします。みゆきの人柄がうかがえる挨拶でした。
その後、スマイルパクトとキュアデコルを使った、キャンディの食事設定を描いていました。自分の体くらいある、巨大なイチゴをあっという間に平らげていました。メルヘンランドにおける「食べ物」の概念は色々な点において、人間界と異なっているようです。
続いて、プリキュアが五人いる、という話をキャンディは説明します。それを聞いた、みゆきは驚いてひっくり返り、後頭部を畳に打ち付けてしまいます。それを見たキャンディは、みゆきの能力を不安視し、残り四人を早く集める決意を固めていました。
続いて、敵組織である「バッドエンド王国」が描かれます。ウルフルンが一人で壁を殴って前回の敗戦を悔やみつつ、挽回へ決意を固めると同時に、遠吠えをしていました。他の仲間は描かれませんでした。
さて、翌日の学校では体育の授業があり、バレーボールをやっていました。みゆき・あかね・やよいのいるチームと、なお・れいかのいるチームに分かれています。
当然ながら、あかねはスパイクを決めまくっています。それを見た、なおとれいかは対抗心を燃やしていました。
そして、やよいがレシーブした球が、みゆきの所に飛んできます。やよいの球ですから、かなり緩いと思うのですが、みゆきはトスすることができず、顔面で受けてしまいました。かなり、運動神経が悪いのかと思われます。
しかし、その球を、あかねは「日野ちゃんスーパーアタック」と言いながら打ち、なお・れいかの二枚ブロックもあっさりかいくぐって、得点しました。その時、なおとれいかは、あかねの実力を認めつつ、「エースアタッカーを目指している」と、彼女のバレー部内での立場を語っていました。
一方、顔面にボールを受けてフラフラの、みゆきを見て、やよいは心配して駆けつけました。
試合終了後、倒れたままだった、みゆきの所に、あかねと、やよいが来ます。あかねは、みゆきの「顔面トス」を褒めるのと同時に、やよいの事を「半泣きレシーブ」とからかっていました。とにかく、やよいと関わると、ちょっかいを出したくなる性格なのでしょうか。
前回に続く、あかねの元気さと、やよいの気遣いに感心した、みゆきは、昼の弁当に二人を誘い、一緒にプリキュアになって貰うよう、頼みます。しかし、それを聞きつけたキャンディが、慌てて飛んできて、みゆきを移動させ、プリキュアの事を一般人に言ってはいけない、という事を告げました。
そこに、あかねと、みゆきが追いかけてきます。あかねは、みゆきをくすぐった後、キャンディに興味を示しつつ、は部活が忙しいから「キリプラ」はできない、と断りました。一方、やよいはこの件について、何も語りませんでした。それをどう聞き、考えていたかは、次回に明かされるのでしょう。
放課後、みゆきは、あかねの部活での練習を見ます。しかし、あかねは活躍できません。隣で見ていた生徒たちは、バレー部のエースは日野さんでなく、ユカだよね、などと語っていました。
これが単なる説明なのか、部内もしくは学校における、あかねの立ち位置を示唆したものなのか、と気になりました。
そして夕暮れの川べりを、みゆきが歩いています。すると、河原で一人、鉄橋の橋桁に向かってスパイクの練習する、あかねの姿が見えました。一息ついた、あかねの顔から、水滴が流れ、地面に落ちます。
それを見た、みゆきは、「泣いてる・・・ここは私が」と言い、慌てて土手を駆け下り、あかねの所に向かおとして足を滑らせ、転がり落ちました。
驚いた、あかねが「星空さん、大丈夫かや」と言うと、みゆきは「日野さん、元気出して。泣いてるとハッピーが逃げちゃうよ。スマイル、スマイル」と笑いかけました。
すると、あかねは、微妙な表情をして「うち、泣いてへんけど」と言い、先ほどのは汗だ、と言いました。
それを聞いてひと安心した、みゆきに対し「今必要なんは、特訓や、特訓」と言い、みゆきが練習を手伝うと言うと、「うちは誰にも頼らん!、といつもなら言うんやけれど、お願いしようかな」」と笑いかけました。
そして、みゆきがトスを上げ、あかねがスパイクするという、二人の特訓が始まりました。ところが、トスを上げる、みゆきはガニ股です。運動神経が鈍いことを示しているのでしょうが、ヒロインがガニ股というのは珍しいと思いました。
そして、翌日の放課後、前日の特訓が功を奏し、あかねはスパイクを連続で成功させ、見ている、みゆきも大喜びします。
しかし、そこにウルフルンが現れ、本に黒絵の具をぶちまけます。すると、あかねを含むバレー部員たちは、みな絶望し、そのエネルギーを吸収されました。
それを見た、みゆきは変身します。それを見たウルフルンは、バレーボールをアカンベーにしました。
アカンベーの攻撃を見て、みゆきは前回同様、逃げ回ります。しかし、流れで壁を蹴り、アカンベーに蹴りを食らわせると、改めて自分の力に気づきます。しかしながら、そこでの着地姿勢は、またしてもガニ股でした。
すると、キャンディが早速、ハッピーシャワーを出すように促しました。すると、みゆきは出し方を忘れていました。そしてちょっと考えて、方法を思い出し、気合を入れた後にハッピーシャワーを出しますが、なぜかアカンベーに当たらず、それてしまいました。
仕方なく、再度ハッピーシャワーを出そうとしますが、今度はアカンベーに当たる前に消えてしまいました。また、みゆきが未熟なのか、今シリーズの設定なのか分かりませんが、必殺技は変身一回につき、一度しか出せない設定のようです。
そして、みゆきはあっさり、アカンベーに捕まりました。その時、あかねの意識が少し戻りました。
さらに、ウルフルンはそれを見て、みゆきをバカにし、「泣き出すのも時間の問題かな」と言います。すると、みゆきは「これくらいの事で泣かないもん。ハッピーが逃げちゃう、スマイル、スマイル」と、苦痛と恐怖に耐えながらも、ウルフルンに笑顔を見せます。
それを聞いた、あかねは、昨日の事を思い出し、「星空さん?」と言って意識を取り戻しました。
そして、みゆきの様子を見て、「星空さんなん?」と声をかけます。すると、みゆきは「あ、はい」と返事をした後、「あ、返事しちゃった。それは秘密なの」と言い、「えー、それそうですって言ってるようなもんやん」と突っ込まれました。こんな非常事態でも、突っ込みを忘れない、というのは凄いと思いました。
すると、あかねの所に、ウルフルンは移動し、みゆきの言った「友達」発言を否定します。
それを聞いた、みゆきは「友達はくだらなくなんかないよ。楽しい時、嬉しい時、友達がいれば二倍も三倍もハッピーになれるし、悲しいとき、辛い時は近くにいてくれる。とっても大切なものなの」と言い返しました。
それを聞いた、あかねは再び昨日の特訓の事を思い出し、ハッとなります。一方、ウルフルンは、その発言も否定し、アカンベーにとどめを命じました。
するとその時、ボールを持ちだしてアカンベーをアタックで攻撃し、「うちの友達に何してくれんねん!」と言い、みゆきの制止を聞かずにアカンベーに向かい、足を掴んで「星空さんは、うちを励まして助けてくれたんや。次は、うちが助ける番や」と言い、転ばせようとします。
ウルフルンは「そんな弱っちいの助けて何になる」と言いますが、あかねは「弱っちいやと、うちの大切なもんバカにするんは、絶対許さへんでー!」と言い、攻撃を続けます。
さらに、ウルフルンに「人間ごときが、アカンベーに勝てると思ったか?」と言われますが、「関係あるかーい!」と言い返します。その時、空から羽根が舞い降りて、あかねを包みます。すると、キャンディは、あかねに変身を促しました。
驚きながらも、あかねは変身し、「太陽サンサン熱血パワー」と決め台詞を言います。それを見た、みゆきおよび、ウルフルンが「変身した」と驚くと、あかねは自分の姿を見て驚くと同時に、「『太陽サンサンキュアサニー』ってめっちゃ恥ずかしいやん」と頭を抱えました。
そのとき、みゆきが、「日野さーん!」と呼びながら飛んできて抱きつきます。そして驚いて「星空さん」と言う、あかねに対し、「キュアサニー、すごくかっこいいよ。太陽サンサン、も情熱たっぷりの日野さんにぴったり」と喜んで言うと、「確かに、そんな言葉が似合うのは、キュアサニーかスーパーヒーローぐらいなもんや」と喜びました。乗せられやすい性格なのでしょうか。
そして、闘いが再開し、アカンベーが飛んできます。それを見た二人は驚きますが、みゆきが頭を抱えていただけなのに対し、あかねはその攻撃を受け止めていました。そして、ハンマー投げのような感じで投げ飛ばします。
さらに、キャンディに、「サニーファイヤー」を促されます。そして、気合を込めると、空に火の玉が浮かびました。それを見た、あかねは「これ、どないせーちゅんの?」と言います。すると、みゆきは「一緒にやった秘密の特訓だよ」と言います。
それを理解した、あかねは、「プリキュア、サニーファイヤー」と言って、火の玉でスパイクを打ちます。すると、それを食らったアカンベーは浄化されました。
そして、技で体力を消耗し、「なんやこれ、めっちゃバテる」と言ってへたりこんだ、あかねに、またしても、みゆきが「サニー!」と言って抱きつきます。そして、「日野さんがプリキュアになれて本当に良かった」と満面の笑顔で喜びました。
すると、あかねも「まだ全然わからんけど」と言いながら、笑顔で返しました。
そして、皆をみながら、あかねが、みゆきの隣に座ります。そして、キャンディの要請を受け、闘うと決意します。
それを見た、みゆきが「私も、日野さんと一緒にプリキュアやれるなんて、ウルトラハッピーだよ」と言います。すると、「あかねでええって」と返事したあとに、照れたような表情を見せて視線をそらし、「もう、ともだちやしな」と言って、「これからもよろしくな、みゆき」と手を差し伸べます。
すると、みゆきは満面の笑顔で「よろしくね、あかねちゃん」と言って手を握り返しました。
それを見たキャンディが「プリキュアになるには、友達を大切にする子がなれるのかもしれないクル」と言って、話は終わりました。
あかねの初変身話でした。しかしながら、どちらかと言うと、あかねの描写は、前回の「笑いを取ることが好き」に「バレーの実力と悩み」を加えた、基本設定を説明した、という部分が多いかとも思いました。
一方で、みゆきについては、「おっちょこちょい」と「芯の強さ」および、「運動神経の鈍さ」をじっくりかつ深く描いていたと思いました。
自分の部屋でコケて後頭部を打ち付けたのを始め、変身後も含め、様々なところで、その運動神経が描かれます。
授業での顔面トスおよび、あかねの特訓につきあって、トスを上げる時の、ガニ股などは、いかに運動慣れしていないか、をわかりやすく描いていました。さらに、変身後もガニ股と顔面直撃を描くなど、徹底されていました。
「おっちょこちょい」の部分では、ハッピーシャワーの出し方を忘れるなど、メインヒロインにあるまじき行動に笑いました。
そして、あかねの意識が戻った時の会話が秀逸でした。前日、あれだけキャンディにクギを刺されておきながら、「星空さんなん?」という呼び掛けに、「うん」と答え、そこから慌てて「あ、返事しちゃった。それは秘密なの」と言って「えー、それそうですって言ってるようなもんやん」と突っ込まれるあたりは、ある意味定番とはいえ、彼女の性格がにじみでており、非常に楽しめました。
そして、、あかねの特訓と涙を見て、すぐにかけつけて、励ますところには、彼女の優しさと大切な所で出てくる強さが、とても良く描かれていました。
前回、彼女の描き方が、やや通り一遍かとも思ったのですが、それは、このように今回でじっくり描くためだったのでしょう。
同様に、あかねについても、これから、段々と深く描いていくのでしょう。その時には、河原で流したのが本当に汗だったのか、それとも涙だったのかが分かるのでは、と思っています。
あと、あかねが変身した後の二人が、場面によって、「星空さん・日野さん」と「ハッピー・サニー」を使い分けていたのも面白いと思いました。変身に慣れないぎこちなさ等もあるのでしょう。特に、あかねが変身した時と勝った時に、みゆきが「日野さん」と心底嬉しそうな表情で抱きついた場面は、強く印象に残りました。
特に、今回の件をきっかけに、今後はお互いを名前で呼ぶようになっただけに、今回の呼び方は貴重だな、とも思いました。
その、名前で呼ぶときの、あかねの照れたような表情は、もっと前から名前で呼びたかった、という意志なのだろうか、と思いました。また、みゆきが「あかねちゃん」と呼ぶのも、それまでの彼女の物言いからして、違和感がなく、上手いと思いました。
そして、今回の話では、各所で見せた、みゆきと、あかねの笑顔が非常に印象に残りました。色々な所で笑うのですが、その時の心情により、笑い方が違います。特に、みゆきがウルフルンに対して、無理して笑顔を作った所、大喜びして、あかねに抱きついた所、および、あかねが照れながら名前で呼んだときの笑顔は、特に心に残りました。
題名にもあるように、本シリーズの主題は「笑顔」だそうです。それもあるのでしょうが、とにかく、多様な笑顔の描写に感心させられました。
さらに、、EDですが、今回は、最初に出てきたのが、あかねでした。これは、第5話までの一時的な措置なのでしょうか。それとも、第6話以降も、その話でメインを張ったキャラがあの場所に来るのでしょうかと、気になりました。
そして、みゆきの時もそうでしたが、ED開始時から、皆のダンスに加わるまでの短い時間での描写が非常に濃厚で驚いています。
今回のEDはあらゆる意味で質が高く、先週も毎晩見返していました。この習慣は、当分の間、続きそうです。
まだ2回見ただけですが、キャラ・絵・話のいずれも、非常に良く、これからへの期待がかなり膨らんでいます。
次回は、やよいの初変身回です。彼女の描写もそうですが、今回のよう、みゆき・あかねについてもさらに深く描かれそうで、大変楽しみです。