絶望先生第1回

 地方局の深夜アニメで「さよなら絶望先生」が始まりました。さほど熱心に読んでいたわけでもないのですが、単行本は家に揃っています。また、日曜の朝に「夢と希望を主題にしたアニメ」を見て、その前の深夜に「絶望を主題にしたアニメ」見る、というのも面白いと思い、とりあえず簡単な感想を書くことにしました。
 15分で漫画の一話分をやる、という感じで、実質的には二本立てになっています。大別すると、漫画そのままの部分、アニメオリジナルの部分、TVでは流せなくて修正せざるをえない部分、となっています。

 予算の関係か、動きも少なく、OPにもほとんど動画がないほどです。しかし、おかげで逆に、会話の毒と背景に出る危ないネタ、という漫画の長所がうまく生きる展開になっていました。また、絵も色もいい味が出ています。一方、アニメオリジナルの部分はアレな感じ。監督と思しき人の写真を多用するのは内輪受けかつウザいだけ。あと、黒板にネタ文章を書く、という手法も成功しているようには思えません。
 さて、「修正せざるを部分」ですが、後半冒頭でいきなり、「毛」ネタをやっていました。連載時にちょうどイーグルスが創設され、初代ヘッドコーチに山下大輔氏が就任した事によるネタですが、山下氏は一ヶ月でヘッドコーチを解任されたため、単行本では「元ヘッドコーチ」に早くも修正されていた、といういわくつきのネタです。扱う以上どう処理するかと楽しみにしていたのですが、「川下ヘッドコーチ」なる偽名でごまかしていました。やはり、こういう極めて限定された時事ネタを二年以上たってアニメにするのは大変です。
 あと、「絶望調査」では、「世間の人の絶望リスト」はちょっと出ていましたが、さすがに氏名は出せませんでした。「○民党」の「第一絶望・年金」など、巡り巡って雑誌掲載時よりさらにタイムリーなネタに「進化」したわけですが、さすがにTVで流すわけにはいかないようです。
 また、ネーミングライツネタでは、「少年マガジン山」みたいな感じでごまかしていました。個人的には「ドコモ岳」などはぜひやってほしかったのですが・・・。
 そのあたりの、時事ネタや諸般の事情も含めて、楽しそうなアニメかと思いました。

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