のぞみとりんのコンビに、うららが加わってトリオ結成。長年培われたと思われる二人の漫才に、うららがうまくとけ込んでボケ返したり、突っ込んだりしていました。このあたりのかけあいは、毎週の楽しみになりそうです。
とはいえ、子供の頃から続いている二人の世界、というものもきっちり描かれていました。特に、昼食時の「ごはんつぶ」はその象徴という感じでした。それにしてもあの場面の二人の仕草と表情は非常に微笑ましいものがありました。
あと、弁当の時の、のぞみの「乙女の昼休み・・・」を翻訳したりんと、その後の取り調べ(?)で、かれんの「調査する責任がある」を翻訳したこまちの描写からは、それぞれの長いつきあいがよく伝わってきました。
ただ今回は、りんがサッカーしているときに練習相手のユニフォームの色がいきなり変色したり、戦闘中にのぞみとこまちがアラクネアの糸にとらわれて口論している時に、りんとうららが救助も攻撃もしていなかったり、最後のマンホールから出てくるのぞみ達をみんなが取り囲む場面の作画がアレだったりと、細部に雑なところがあったのは少々残念でした。
また、今回の主題は「こまちの変身」だったわけです。ただ、その「のぞみが自分の悩みをフォローしてくれ、その夢を追う姿に惹かれて自分もプリキュアに」というのは、先週とあまり変わらない構図でした。せっかくだからそこに、うらららしさ・こまちらしさをもっと織り込めたのでは、とも思いました。もっとも、これは第2話の変身に至るまでの、りんの心理描写が良すぎるためついついそれと比べてしまう、というゆえでもあるのですが。
話は変わってナイトメアのほうですが、先週登場のガマオは帰還すらせずに逃走。まあ、バイト代が出ないのだから仕方ないでしょう。続いて登場の自称エリートのアラクネアですが、変身した姿は永井豪女性敵キャラ風でした。彼女と「エヴァ」の使徒風の下水コワイナーとの組み合わせはなかなか面白いものがありました。
もっとも、次回予告を見ると、彼女も今回限りのようです。この流れだと、怪人はほぼ週替わりで、最後にはブンビーがさらに上から責任を問われ、自ら変身して襲撃して散り、次の管理職が登場、という感じにでもなるのでしょうか。
なお、「こまちの変身の引き金」は先述したようにちょっと残念でしたが、学園生活におけるこまちの描き方自体は巧いものがありました。かれんのきつめの言動をフォローしたりする時の落ち着きぶりと、小説の事がのぞみに知られた時の慌てぶりの対照的表現は、特に印象に残りました。
最後に余談を二つほど、のぞみとこまちが下水道で追われている時、アラクネアと下水コワイナーは生身のこまちに追いつけませんでした。どうやら見た目に似ず、かなり足が速いようです。この場面を見た時、さすがは、のぞみとともに新幹線の名を持つキャラなだけはあるな、鉄ヲタ的視点で感心をしてしまいました。
あと、こまちが技を出したときですが、「ミント」と聞いた時、つい「エコー」と頭の中で続けてしまいました。このあたりは「ミュウミュウ」ファンの本能みたいなものでしょうか。まあ、数回見れば自然に「プロテクション」に慣れるとは思いますが・・・。