なかよし2016年2月号「プリンセスプリキュア」

 最終回でした。
 天ノ川きららがフランスに、紅城トワがホープキングダムにそれぞれ帰るため、「プリキュアチーム」解散となります。その別れを描いていました。
 まず、学園を離れる二人に、記念品を贈ります。春野はるかと七瀬ゆいは、二人で、絵と花の組み合わせをプレゼントしていました。一方、海藤みなみは、一人につきトラック一台という、夏休みの花火を彷彿させる、大量のプレゼントを渡していました。

 また、画面の片隅では、天ノ川ステラが白金さんにお礼を言う、という描写もありました。
 これを入れる、というのが、上北さんらしいと感心させられました。
 続いて、天ノ川きららと、紅城トワが記念品を渡すために、寮内に行きます。
 ところが、直後に、二人の悲鳴が聞こえます。
 驚いた春野はるか・海藤みなみ・七瀬ゆいの三人は、二人を探します。その過程において、寮の食堂や大浴場が描かれ、それぞれの思い出が語られます。
 なお、当然ながら、食堂での回想は絵がありましたが、大浴場の回想は会話だけでした。
 そして、最後に、「この寮で毎日、みんなでたくさん笑ったね」という台詞とともに、五人の笑顔が描かれました。

 そして三人は談話室にたどりつきます。すると、そこでは、天ノ川きららと紅城トワが記念碑を仕上げていました。
 ちなみに、先ほどの悲鳴は、この記念碑を運搬中に落としてしまった時に発せられたものでした。
 その記念碑ですが、花・泡・星・炎・本と、五人の「トレードマーク」を組み合わせたものでした。
 本当は、それをサプライズでプレゼントするつもりだった、とのことでした。
 いずれにせよ、無事でホッとした三人は、目をうるわせながら、二人に抱きつきます。
 すると、これまで我慢していた二人も、目がうるみ、別れの挨拶をしました。

 そして最後は、記念碑を見ながら、春野はるかが「きららちゃんには大きな世界で輝いてほしい!」と言い、海藤みなみが「トワの情熱の炎を王国再建に注いで!」と贈る言葉を言います。
 続いて、七瀬ゆいが「この記念碑のように心はつながってる!いつも一緒だよ」と締めます。
 そして最後に、五人と妖精が手をあわせ、「わたしたちはこれからも夢に向かって。Go!!プリンせース」と言う場面で終わりました。

 今回のシリーズは、第3話を最後に、「プリキュア」が出てこなくなり、学園ドラマとして描かれていました。
 ここまで、変身・戦闘が少なかったのは、無印・マックスハートの時以来でした。
 個人的には、「プリキュアコレクション」のヒットの影響などもあったのでは、と思っています。
 いずれにせよ、おかげで戦闘シーンが一年間を通じて4ページしかなく、その分、ストーリーを楽しむことができました。
 これまでの漫画版では、「S☆S」「無印」「マックスハート」「ドキドキ!」が特に好きだったのですが、今シリーズはそれらに匹敵する、読み応えのあるものでした。
 また、今回の最終回では、完全に「五人のチーム」として、七瀬ゆいとプリキュアに変身する四人を全く同列に描いています。このあたりにも、感心させられました。
 雑誌連載は終わりましたが、2月には単行本の2巻が出ます。ここでも、かなり長いページの描きおろしが掲載されると思われます。そちらも大変楽しみにしています。

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