「ヒーリングっど」第4話

 平光ひなたの初変身回でした。
 このシリーズの特徴として、極めて強い個性を持った妖精と、その妖精とプリキュアとの深い絆、というものがあります。
 今回も、平光ひなたとニャトランの描写により、その特徴がよく描かれていた話になっていました。

 友達と遊びに行く途中に落とし物をした平光ひなたと、それを拾って追いかけて届けたニャトラン、というところから始まります。
 パートナー探しをしていたニャトランですが、ここでは何の計算もなく、平光ひなたに落とし物を届けようとした、という描き方が印象に残りました。
 何とか無事届けるのですが、その時のはずみで、つい喋ってしまい、正体がバレてしまいます。
 それに対し、開き直って「自分は喋れるネコだ」と堂々と宣言して、平光ひなたと行動をともにする、というのも面白いと思いました。
 このあたりでは、既にパートナー候補と意識していたわけです。そして、実際にパートナーにふさわしいかどうか、様子を見る、というのも合理的だと思いました。
 まずラビリンが花寺のどかとやや緊急避難的にパートナーとなり、その後一旦は解消を宣言したあと、「雨降って地固まる」的な感じになりました。
 続くペギタンは、消極的な性格で、沢泉ちゆに引っ張られるような感じでパートナーになります。
 その二人に遅れを取った形になったニャトランが、パートナー候補を事前に見極める性格だった、というのは筋が通っていたと思いました。

 一方で、平泉ひなたというキャラの描写も非常に上手いと思いました。
 過去三話でだいたいの所は描かれていましたが、それに続く形で、そそっかしい一面や、人情に厚い一面などが描かれていました。
 あと、プリキュアになった花寺のどかと沢泉ちゆを見たときの反応なども、これまでにない個性があり、面白いと思いました。同様に、そのはしゃぎっぷりを見た、プリキュア二人の反応も楽しめました。

 プリキュア三人が揃ったわけですが、そこまでの過程や妖精との関わりは非常に興味深い描写の連続でした。
 次回は、以前から知り合いではあったものの、相性がよくなさそうな感じの沢泉ちゆと平光ひなたの葛藤などが描かれるようです。
 三人が人間関係を築く過程のひとつなのでしょう。どんな話になるか、今から大変楽しみです。