「ヒーリングっど」第3話

 沢泉ちゆの初変身話でした。
 朝の教室で、昨日現れた怪物が話題になります。しかしながら、前回、「プリキュアは秘密」と厳命された花寺のどかは、怪物を見たかどうか、という事すらすっとぼけます。
 そんな感じで、前半は、プリキュアの秘密を隠そうとする花寺のどかと、沢泉ちゆの家業である温泉旅館の設定紹介が中心に描かれました。

 完全にバレている事がわかっているのに、事実を隠し続けている花寺のどかの描写にはちょっと違和感がありました。
 おそらくは、ラビリンを気遣って、彼女の要請を忠実に実行している、という事なのでしょうが…。
 自分的には、最初にラテやラビリン達と一緒にいたのを指摘された時点であっさり認め、「いきなり秘密がバレちゃったね。クラスのみんなには内緒だよ」と笑いかける、という展開のほうが良かったのでは、と思いました。

 一方、沢泉ちゆは、どう見ても無理がある、花寺のどかの話に対し、一つ一つ誠実に対応していました。
 あえて何か隠している理由があると察知し、それを問い詰めない形で、自分が見た事を丁寧に話している姿には好感が持てました。
 さらに、自宅である温泉宿に招待し、ペットと入れる風呂に案内して、そこで一旦着替えに戻った、というのもかなり理知的なやりかただと思いました。
 あと、「ウサギさんとペンギンさんも連れてきて」と言われたら、ラビリンとペギタンを風呂に入れた花寺のどかの素直さも面白いと思いました。やはり、嘘をつき続けることができない性格なのでしょう。

 戦闘においては、シンドイーネの初陣となりました。前回同様、これまでの敵幹部とはひと味もふた味も違う、キングビョーゲンへの「愛」を見せていました。ちょっとヤンデレが入っているところもある感じです。
 出撃後は普通に敵役をやっていましたが、メガビョーゲン召喚時のポーズなども細かく描かれていて、楽しめました。
 このキャラの今後も、大変楽しみです。

 そして、ペギタンの力で沢泉ちゆが変身するわけですが、前回同様、プリキュアと妖精がお互いをよく気遣っていました。
 そして、今回のプリキュアのフレーズにすべて「二つの」という語句が入っており、それが、プリキュアと妖精を意味している、ということに今更ながら気づきました。
 今シリーズでは、久々にプリキュアと妖精の関係やお互いの思いがじっくり描かれるようで、これまた期待が持てました。

 次回は、平光ひなたの初変身話です。
 ここまでの三話で、その明るく楽しい人となりが描かれていました。予告を見る限りでは、初変身も楽しい展開になりそうで、今から大変楽しみにしています。