「スタートゥインクル」第1話

 シリーズ第1話は、星奈ひかるの紹介と、大まかな世界設定の描写となっていました。
 星奈ひかるは、歴代のプリキュアでもかなりの変わり者、という感じでした。ちょっと古い言葉で言えば「不思議ちゃん」となるのかも、と思いました。
 また、家族描写において、父親がおらず、母と祖父母だけが描かれた、というのも気になりました。
 さらに、祖父の春吉は孫である星奈ひかるに対し、かなり高圧的な態度を取っていました。この描写がどんな設定を示唆しているのかも気になりました。

 一方で、星奈ひかるに天文の事を教えた「遼じい」というキャラが出ていました。こちらは、典型的な好々爺、という感じです。
 漫画第1話にも出てきたところから、かなり意味のあるキャラなのでは、と思っています。
 話のほうは、その「遼じい」からもらったノートに「オリジナル星座」を描いたところ、その星座の絵にそっくりな妖精「フワ」と遭遇するところから始まります。
 その縁で、フワと同じ星から来た羽衣ララならびにプルンスと出会います。
 さらに、それを追ってきた敵の宇宙人「ノットレイダー」の戦士カッパードに襲撃され、それをプリキュアに変身した星奈ひかるが撃退する、という展開でした。
 敵のカッパードは、戦闘員の部下はいるものの、手下を召喚せず、自ら闘いに出ていました。持っていた武器を見たときは、「機動戦士ガンダム」のゲルググを思い出したりもしました。
 今回は、歌いながら変身するという、独特の設定が作られていたことも面白いと思いました。
 あと、これまでにない曲調のEDも興味深く聞けました。

 まだまだ全体が見えない第一話ですが、見終わって、ほっこりとした気分になりました。
 コンセプトなどもわかりませんが、ぜひともこれから一年、このような気分になる話を作り続けてほしいと思いました。
 あと、妖精のフワには、惑星サマーンでつけられた長い本名があります。しかし、この作品では、ペンネーム(?)の「フワ」という名前で活躍するようです。
 極めて私的なことですが、筆者の仕事先でも、同じようにペンネームの「フワ」という読みの苗字で活躍している人がいます。そのため、ちょっとした共感を得ることができました。
 閑話休題。次回は羽衣ララの初変身です。どのようにその人となりを描くのか、大変楽しみにしています。