「アイカツフレンズ」の最大の特徴として、フレンズ(二人組)での活動が中心、という事があります。
そのため、「主人公」も、友希あいねと、湊みおの二人、という設定になっています。
したがって、このシリーズも、この二人が出会うところから始まりました。
その「出会い」ですが、運命的でも衝撃的でもありません。
ロケ中の湊みおが、近くにある、友希あいねの両親が経営している「ペンギンカフェ」でトマトバジルチーズのスペシャルサンドイッチの出前を頼みます。
それを配達したのが友希あいねだった、というのが「ふたりの初めての出会い」でした。
なお、湊みおは、話の開始時点で、すでにこの世代ではトップクラスの実力を持つアイドルという設定になっています。
そして、次に二人で組んでの仕事があるのですが、いい相手がいなくて困っている、という状況でした。
その後、代金を支払うために湊みおがペンギンカフェに行き、弟たちと遊んでいた友希あいねを手伝います。
その過程で、湊みおの頭に、懸案だった次のステージで友希あいねと組む、という考えがひらめきます。
なお、湊みおは、自らの直感に自信と確信を強く持っています。本人はそれを「ビビッと来た」と表現しています。これが彼女の特徴として描かれています。
一方の友希あいねですが、彼女の夢は「友達を百万人つくること」です。
同世代の女の子はもちろん、八百屋の店員さんなど、大人ともすぐに友達になることができます。
そして、今回の出会いで、さっそく友達になった湊みおの依頼を聞くと、胸を叩いて「ドーンと来い」と即答します。なお、この台詞とアクションは、彼女の特徴として描かれています。
そして、ステージは成功し、湊みおは友希あいねに、アイドルを目指すことを提案し、了承されます。
実は二人は、同じスターハーモニー学園という中学校の同学年でした。ただ、この学校には「アイドル科」と「普通科」があり、科が違う二人はそれまで面識はありませんでした。
友希あいねは、アイドル科に編入し、アイドルの道を歩み始めます。
繰り返しになりますが、二人の出会いは運命的でも衝撃的でもありません。
たまたまロケが「ペンギンカフェ」の近くであり、たまたま湊みおがこの店をチェックしていて、たまたま友希あいねが出前の担当になり、たまたま代金を払いに店に来たら遊びにつきあわされたから、という「出会い」です。
ただし、「たまたま」が四回続いたからと言って、別にこれはご都合主義的に作られた不自然な出会いでもありません。
このくらいの「たまたま」が貴重な出会いになったというのは、実生活でもよくある話です。
そして、短い会話や、子どもとの遊びを通じて、湊みおがビビッと感じ、それを友希あいねが「ドーンとこい」と受け止めたところから、「アイカツフレンズ」が始まっていくのが面白いところです。
実は、この第1話を見たとき、筆者は特にビビッときませんでした。
昨年の「スターズ2期」は切ったけれど、これはとりあえず見続けよう、と思った程度でした。
それが半年後にはブルーレイを買うほどにまでハマったのですから、本当に「出会い」というのは面白いものだと思っています。
これが、自分と「アイカツフレンズ」との出会いでした。
結果的に、第1話の感想を書いた形になりましたが、次回以降は、一話一話にこだわらず、キャラクターや設定について書いていこうと思っています。