「HUGっと」第28話

 輝木ほまれと暮らしている犬の「モグモグ」がTVCMで見た猫に一目惚れして、彼女と共演するためにオーディションに出た、という話でした。
 「異種間の愛」が主題だったようで、「モグモグの恋」に対照した感じで、ルールーの愛崎えみるに対する感情や、ビシンのハリーに対する執着なども描いたような話でした。
 戦闘描写の無理さが気になった話でもありました。

 基本設定である「犬が猫に恋をする」で思い出したのが、約一年前に掲載された漫画版「プリキュアアラモード」でペコリンが犬に恋をした、という話でした。
 その心を射止めるために、懸命にトレーニングするという筋立てにも共通点がありました。
 漫画版プリキュアには、15年間描き続けてきた、上北さんならではの「積み重ね」があります。それだけに、漫画をモチーフに話を作る、という姿勢には感心させられました。
 これからもどんどんやってほしいものです。

 ただ、その「恋の成就」の決め手となった「猫と暮らしている少女を猛オシマイダーからモグモグが救った」という描写は、どうかと思いました。
 輝木ほまれがふっとばされたあと、一般人が命の危機にあるというのに、残る四人のプリキュアが何もせず、代わりに犬が助ける、というのはいくら何でも無理がありすぎます。
 少女に好かれる描写は必要でしょうが、戦闘とは切り離すべきだったのではないでしょうか。

 次回は、野乃はなの祖母が経営する和菓子屋が出てくる話です。
 彼女の髪型がレギーネに似ているのも、15周年による「レジェンド」の一環なのでしょうか。
 過去のシリーズでも和菓子はいろいろな所で登場していますので、それらを意識した話になるのだろうか、などと思っています。