「HUGっと」第23話

 例年より早く、新EDになるなど、「ちょっと早めの後半突入」となりました。敵方の新キャラが一気に二人登場し、さらに、ついにジョージがクライアス社の社長という正体を明かした話でした。
 一方、プリキュア側では、野乃はなが、転校前の学校で、級友をイジメからかばった結果、クラス内で孤立したという過去が唐突に明かされた話でもありました。

 自分的に一番驚いたのは、ダイガンの扱いでした。
 シリーズ史上初の、プリキュアと一戦を交えることなく退場という、敵幹部としてもっとも悲惨な役回りだったわけです。
 強いインパクトを残しましたが、同時に、いったい、彼は何のために存在したのだろうか、という率直な疑問を感じざるを得ませんでした。
 そのダイガンを後ろから襲撃して倒すという形でデビューしたドクター=トラウムですが、これまでの「社員」とは違い、社長にタメ口で話していました。
 これまで描かれてきた社内秩序と異なるものがあるのでしょうか。
 また、最後にちょっとだけ出てきた新キャラ・ビシンの描き方も気になりました。
 直前にジェロスが社長と話しているのですが、それと別のところでリストルが動いてビシンを解放していた、という感じでした。
 そして、前半でリストラが通信機に「報告」したいた事も含め、社長とリストルの対面は一度もありませんでした。
 このあたり、かなり複雑な設定があると思われます。
 色々と気になったのと同時に、こんなに敵組織の設定に凝る必要があるのだろうか、と気にもなりました。

 プリキュア側では、野乃はなの回想が最も印象に残りました。
 第一話冒頭で髪型を変えたのは、「これまでの自分から変わりたい」という思いだと想像していました。それだけに、「これまでの自分」が、「イジメと闘ってクラスで孤立した」だった、という事には驚きました。
 この設定が、今後、どのように話に影響していくか、気になるところです。

 あと、ドクター=トラウムに倒されたダイガンに対し、大道寺さあやがとっさに駆け寄って「終末医療」をした場面も印象に残りました。
 一応、敵らしいとはいえ、初対面で一度も闘った事のない相手だったから、というのもあるでしょう。でも、彼女なら、どんな相手でも同じようにするのだろうな、と思ったりしました。
 あと、例年より約1ヶ月早く、EDが変わりました。もしかして、新EDも5ヶ月使用で、残りの2ヶ月は、「冬仕様ED」を新たに作るのだろうか、とちょっと期待しました。

 さて、怒涛の展開から一転して、次回はレジャー回のようです。
 「S☆S」を愛するものとしては、「スプラッシュ」という題名の名に恥じない、楽しい話になることを願っています。