「魔法つかい」第38話

 映画も意識した、実在の芸能人とのタイアップ回でした。
 タイアップ回なだけに、作画には力が入っていました。
 筋立てのほうは、芸能人を目立たせる必要性が生じるために、それ相応のものになってしまっていました。

 とにかく、芸能人を目立たせる事が主眼だったため、話全体のバランスはあまりいいものではありませんでした。
 また、戦闘でも、映画に向けての「モフルン推し」が昂じすぎていました。その結果、プリキュア三人が戦闘不能になったところを、モフルンの機転で「カボチャ鳥」が復活してその力で窮地を脱する、という本末転倒な展開になってしまっていました。
 まあ、外部の芸能人とタイアップすると、このように筋立てが犠牲になるのは商業作品として仕方ないところではあるのですが…。
 ただ、その分、タイアップ回ならではの良質作画なので、視覚的には楽しむことができました。
 特に、「空腹の花海ことは」が様々な表情を見せます。この豊かな描写には感心させられました。

 次回は、津成木第一中学校でのハロウィン話です。
 ハロウィン回を2度もやるとは異例ですが、今回はタイアップで、次回が本番、という意味合いもあるのかも、などと思っています。
 津成木第一中学校の人々と魔法界の人々のハロウィン前提での関わりがどのように描かれるか、楽しみにしています。