プリキュア達が「シンデレラ」の世界に飛ばされ、キャラを演じる、という話でした。
前半で退場した、ドクロクシーの部下四人が特別出演していました。
番外編ならではの、珍設定が多々あり、色々と楽しめました。
プリキュアのキャラが童話を演じる、というのは過去のシリーズでもいくつかありました。
ただ、「主役」を妖精が演じ、プリキュアたちが脇に回った、というのは斬新だと思いました。
まあ、魔法界の「シンデレラ」においては、十六夜リコが演じることになった「魔法つかいのおばあさん」が主役だから、というのもあるのでしょうが…。
基本的にはギャグ&ドタバタ話でした。ただ、そのなかで、様々な面白い描写がありました。
一番上手いと思ったのは、物語序盤で、ガメッツ演じる「お母様」が、「これからお城へ武道会」と言って、バッティ演じる「お姉さま」に「舞踏会」と突っ込まれたのが伏線になっていた、という所でした。
その結果、いざ変身が完了し、これから戦闘、というところで、校長演じる王子の命令で、プリキュア音頭による「ダンスバトル」になった、という展開になったときは、笑うと同時に感心させられました。
昨年、突如登場した「プリキュア音頭」でしたが、どうやら、夏の恒例行事になるようです。
とりあえず、毎年一回、五條真由美さんの歌をプリキュアの番組で聞ける、という事を嬉しく思いました。
また、変身の場面も凝っていました。まず、いつもどおり手をつなごうとするのですが、ネズミ役で小さくなっている朝日奈みらいの手を持つことができず、胴体を鷲掴みにしてします。
続いて、魔法でもとに戻り、空中から落ちる形になった朝日奈みらいを、十六夜リコが「お姫様抱っこ」で受け止め、そのあと、改めて手をつなぎます。
プリキュアの原点である「手をつなぐ」という事にたいする、深いこだわりには感心させられました。
あと、敗れた「お母様」をモフルンが当然のように助けるようお願いした場面は、さりげない描写で彼女の純粋な優しさを描いていたと思いました。
他にも、校長演じる王子のギャグキャラぶりなど、色々楽しめました。
営業的には今回のテーマは新玩具の馬車を宣伝する事と、プリキュア音頭だったと思われます。
その「テーマ」を元に、このような奇想天外な話を作ったスタッフには感心させられました。
次回は、魔法学校における夏休みの宿題編です。
前回、成長ぶりをみせた、ジュン・ケイ・エミリーをプリキュア三人が協力する、という話のようです。
この六人がどう描かれるのか、今から大変楽しみです。