初心者なのに天才的に魔法を使いこなす朝日奈みらいと、相変わらず頑張っているのに失敗ばかりのリコの対照的な描写から始まります。
リコはアニメ6話のように水を具現化する魔法をかけますが、水の象に「キュアップラパパ 大きくなりなさい!」と言えば言うほど、水の象は小さくなってしまいました。
朝日奈みらいは、落ち込んでいるリコの腕をマッサージして元気づけます。
マッサージされながら、リコは「落ちこぼれのわたしは、努力と根性でカバーするしかないもの…」と愚痴りました。
すると、朝日奈みらいは、わかった、「リコちゃん、自分に魔法をかけている」と言って、リコが劣等感による自己暗示のため、魔法がうまく使えない、という事を見抜きました。
それを聞いたリコは、最初は笑って一蹴しようとします。しかし、朝日奈みらいが続けて「リコちゃん、魔法つかうとき眉間にしわよってるもん。魔法っておもしろいし、ワクワクもんなんだから!」と笑顔で言うと、怒って去って行ってしまいました。
しかし、数刻後、ケイのミスで、悪臭を放つ巨大花が誕生してしまいます。
すると、モフルンが強制的に二人の手をつながせ、変身させました。
変身しても相変わらず、リコは色々化学の事なども考えて対策を練って魔法を使います。しかしながら、効果は出ません。
一方、朝日奈みらいは、思いつきで色々な魔法をかけ、これまた失敗します。しかしながら、いくら失敗しても、ケロッと笑っています。
それに対し、リコは自分の魔法が失敗し、被害が拡大しそうになったのを知り、不安におののいていました。
そして、自分の事を「ほんっとにほんとにダメな…」と卑下し始めます。
すると、朝日奈みらいは笑顔で、「ほらねまた自分に魔法かけてる」と言いました。続けて、「リコちゃんはね。考えるの得意なとこいかさなくちゃ」と元気づけました。
それを聞いて「発想の転換を…」と考えぬいたリコは、「わたしにしかできないすごい魔法がある!」と言って、「キュアップラパパ、花よ大きくなりなさい!」と言いました。
すると、冒頭で描かれた「リコが『大きくなりなさい』と呪文をとなえると、逆に小さくなる」という特性が活き、花は元の大きさ・匂いに戻りました。
それを見た朝日奈みらいは、笑顔でリコに抱きつき、「こんな解決法考えるなんて、さっすがリコちゃん! リコちゃんがいるからこそ、わたしも力が出せるんだよ!」と言います。
それを聞いて「そ…そうなの?」とリコは驚きます。
すると、朝日奈みらいは、えらくなまめかしい表情で「キュアップラパパ、わたしたちは、もにょもにょもにょ」と謎の魔法をかけます。
リコが「ちょ!いま、何の魔法をかけたのよ」と驚くと、「えへへ秘密」と朝日奈みらいはごまかしました。
それを見た、ジュン・エミリー・ケイは「仲よすぎじゃね」「すてきなペアよね」と話していました。「リコちゃん」と言ったのを聞いているとしか思えないのですが、既に正体に気づいているのでしょうか。気になりました。
それを見ているバリトン校長とハデーニャ教頭の会話で話は終わりました。
序盤の重要な設定の一つに「リコは考えすぎて魔法の能力を発揮できていない」というのがあります。
アニメでは、この「考えすぎ」を、「考えずに魔法をつかう朝日奈みらいにあわせる」という感じで克服(?)していました。
率直に言って、それを見た時は、「考える事の否定では?」と引っかかりました。
それに対し、この話では、「考えすぎ」はいけないが、「考える」事は有益だ、という形で描いてました。
「考えすぎ」の克服をどう描くか、について、上北さんが手本を見せた話だと、感服させられました。
そして、普段見せないような表情で、朝日奈みらいが「キュアップラパパ、わたしたちは、もにょもにょもにょ」と魔法をかけた場面が非常に気になりました。
いったい、どんな魔法をかけたでしょうか。これが今後どのように描かれるのか、非常に楽しみです。