20年目の夏コミ

 夏コミの3日目に行ってきました。初めてコミケに行ったのが1985年の夏でしたから、今年でコミケに行きだして20年目という事になります。大学受験の時以外は、夏冬(と春1回)を最低でも1日は行っているのですから、我ながら長い間ヲタクをやり続けているものだと思います。
 もっとも、ここ数年は、1日での本の購入費は千数百円程度。最盛期は1日2万などという頃もありましたから、我ながら枯れたものだと思います。
 その14日の最大の目当ては石野聡さんの原画集。「とらいあんぐるハート」なるゲームは全然知らないのですが、とにかく石野さんの絵を見たいので買いました。後書きによると、冬の新刊はミュウミュウになる可能性もあるとか。非常に楽しみです。

 ところで、石野さんのところは「男性向」で登録しているため、行き帰りには、男たちの熱い情熱が気温と湿度になって具現化している地域を通らねばなりません。若い頃は夏の晴海の新館2階を平気でうろついていたものでしたが、今ではすっかり衰えて、その熱い地域を抜けるだけで一苦労でした。
 あと、そこを歩いている際に、通路の真ん中を小学生くらいの女の子が歩いていました。確かに、この地域は「18歳未満立入禁止」という制限はなされていませんが、かなりの違和感がありました。まあ、本を物色するような気配はなかったので、何もわからずに売り子をやっている親に連れられただけなのかもしれませんが・・・。
 あとは、歩いていて偶然見かけた好きな漫画家さんの本などを買い、一応、西館も一回りしてから退散。ちなみに、歩いている時に、プリキュア二人と「かみちゃまかりん」のかりんのコスプレを見かけました。
 夕方に用事があったためでもあるのですが、滞在時間は1時間ちょっとでした。さらに買ったは本計3冊です。一体、なんのために暑い中、有明まで行っているのだ、という気もします。しかし、これが不思議なもので、行って本を数冊買うだけでなんか充足感みたいなものがあるのです。この調子で、何歳になっても、コミケには行きつづけたいものです。

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