マイメロKS第4話

 今回は柊および執事兄弟・潤の登場はありませんでした。
 話は、バクの安らぎの地である、「おでんの屋台」から始まります。新聞屋の主人はバクの復帰を心底喜んでいる模様。その表情からも、バクの慕われぶりが伝わってきます。そして店主も相変らずタイガース風の法被を着て、バクに魚肉ソーセージをおごっています。なんか「いつもの所に戻ってきた」という感じ。今月に入って「無印」からの激しい変化にいろいろととまどっているなかこういう場面を見ていると何かホッとします。まあ、これは屋台および新聞屋の店主と同じく私もオッサンだからかもしれませんが。会社帰りにあのような屋台があったらぜひ寄りたいものです。
 もっとも、あの場に和むのは、中年男性だけではないようで、悪夢魔法にかかって奏に求愛していたはずの真菜も、いつの間にか「イケメン顔」はそのままで屋台の中で和んでいました。
 あと、余談ですが、先月の野球場と違い、店主の法被に縦縞が入っていました。先月見たとき、縦縞がない理由について深く考えたりもしたのですが、単にあれだけの大人数分の縦縞を描くのが大変なので省いただけだったようです。

 話のほうは実質的には初となる奏の主役話。「自分はこれまで悪夢魔法にかかっていない」と自慢していますが、ただ単にそれは出番がなく、たまに自分が主となる話があっても、菊池に「主役」を食われたからだったゆえだと思います。その菊池が京都に修行にいったおかげで、今回の「主役」さらには「初悪夢魔法」につながったのではないでしょうか。
 その奏を筆頭に、クロミさらには歌や美紀まで悪夢魔法による「逆ハーレム状態」を満喫していました。さらにマイメロも「イケメン白山」に満足した模様です。あれで奏から黒音符が出ない、というのもどうだかと思いますが、クロミも十分楽しんだためか、それを気にしていなかったようです。
 ドタバタ話として楽しめましたが、一つ完全に蛇足だったのは、「おでんの中に入れ歯が落ちる」でした。ドタバタのノリでついでに描いたのでしょうが、いろいろな点においてやめてほしい描写でした。

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